こう言う場合、どうしたらいいのだろうな。私は
- アーティスト: モッフォ(アンナ),コロ(ルネ),ヴァーゲマン(ローゼ),グルーバー(フェリー),バイエルン放送合唱団,スッペ,アイヒホルン(クルト),ミュンヘン放送管弦楽団
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2006/08/02
- メディア: CD
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途中、西大島手前でメンバーからのメールに気付き、慌てて電車を降り、ホーム上でどうしたものかと思案した挙句、実は練習場所の水道橋からはそれほど離れていなかったので、とりあえずスタジオに向かおうと、神保町から都営三田線へ乗り換える手段に出ました。
一時間遅れでスタジオ到着。
中をのぞけばデスカヤ氏がドラムを叩いており、他のメンバーは「あ、来た来た」みたいな顔で、ニヤニヤしながらこちらを見ておりました。
演奏がストップした合い間に入室。「どうも、すんません!」とまあ、私は平謝りするしかないのです。
既に練習も半ばを過ぎており、この体勢のまま馴染んでしまっているので、ドラムはデスカヤ氏が引き続き叩くことにして、なんと私はボーカルをすることになってしまいました!
実はマイクを持ってのデス声は初めて(まあ、カラオケでスレイヤーとか歌ったことはありますが、せいぜい「吐き捨てボーカル」までですし)。
まるで勝手の分からぬ状況で、曲にどうからんでよいのか分かりません。
更に言うなら、ドラムに座って演奏しているのと、ドラムの外から客観的に演奏を聴くのとはかなり感覚が違いますからね。普段のイメージと大分異なるわけです。
もっともデス声なので歌詞など適当。と言うかそんなものなくても、それっぽく喚いていれば問題ないってのは、デスメタル好きにはよく知られるところですがね。
まあ、でもなんかネタっぽいのがないとやり辛いのは確かなわけで、精一杯頭をひねった結果、私が歌える唯一のスペイン語の歌詞を思い出しながら、南米調のグラインドっぽくなるように頑張ってみました。
実は私が叫んでいた歌詞の大半は、グラシェラ・スザーナの「アドロ」の後半部分だったのです。
昔よくいた外国人による演歌歌手のひとりですね。
デスメタルだけど浪花節。更に南米風。みたいな。
そんな感じでした。はあ、疲れた。
@ちぇっそ@