こんなご時勢ですから

Lettres Ouvertes

Lettres Ouvertes

(↑これは最新アルバムらしい)
休日の昼は軽い食事にしたいものですから、今朝は午前中から、資本主義の総本山であるマックへ向かったワタクシです。
とは言え、そこは単純にネオコン色に染まる私ではありません。
決して石油至上主義連盟の魔の手に洗脳されることなどないように、手にした読み物は、ロシア語通訳者の故米原万理女史によるエッセイ集「ガセネッタ シモネッタ」でありました。
それはともかく、歯止めの利かない原油価格の高騰。私も普段の生活が気になるので、この影響が物価に跳ね返ってくる前に、早いところ日用品を買い占めておこうとスーパーへ立ち寄った次第。
ティッシュとシャンプー&リンスを購入。ティッシュなんてこれで「鼻セレブ」が自宅に5、6箱あります。
これなら安心!
腹ごなしの散歩がてら立ち寄った古本屋にて、中古CDを購入。
調べたところ、どうやらカナダ系ヒッピーフォークデュオだと言う、RICHARD SEGUINの(恐らく)1stアルバム。
これがめっぽう素晴らしい!
特に1曲目のアコースティックパート。男声と女声によるハーモニー、美しくも不穏な響きを持つコードが、土着的で密教的でありながら、尚且つ神秘さを湛えるノスタルジックな音像を作り出しています。
途中からドラムが入り弱冠ポップになるのが個人的に惜しい(もしくはもったいない!)ところですが、このメロディのインパクトは、ドイツのカルトフォークデュオ、witthuser&westruppの1st以来の衝撃だったかも知れません!
アナログで言うところのA面ラスト曲は8分を超える大曲で、アコギだけによるカルメンマキ&オズのようなドラマチックさに満ちておりました。
B面はポップな小品が並び、A面に比べるといささかスケールダウンしますが、それでもメロディの質は高いポテンシャルを保ったままです。
いやお見事!しかしまことに残念なことがひとつ。
ケース裏のジャケを見ながら曲目をなぞっていたのですが、なぞっていたはずでしたが!表示される曲の長さとかが違う。
なんだこれは?と思って見たら、中ジャケには「1973年」と書いてあるのに、CD裏は「1979年」になってるじゃないですか!?
なんだよ。ケース換えるとき間違えたのかよ。
もう、カンベンして下さい。こうなったら、まだ古本屋に残っていた数枚の作品を全て買占めるしかない!
なので皆さんには、RICHARD SEGUINはお勧めじゃないので、買わないように!と言っておきます。
そしてその帰り道。今月号のBURRN!を買おうと思ったので、また別の本屋さんへ立ち寄りました。
ついでに来年のカレンダーも予約しておこうと、レジで「クレイモア・カレンダー」と用紙に記入しました。
そうしたらカレンダーは前金なんですね。予想外の出費となりましたが、でも大丈夫。僕はクレアのためなら、いくらでもお金を注ぎこんであげるからね。
クレアかわいいよクレア!
おっと、どうやら少し危ない方向へ走りそうになってしまいました。メンゴメンゴ!
さてこういう場合、私はどうすればいいのでしょうね。
「もっと飯を食え!」とだけ言ってお別れしましょうか。

@ちぇっそ@