DEAD 関東地獄地震ツアー2007


本日はドイツポルノグラインドDEADジャパンツアー初日。秋葉原地獄の開幕であります!
会場はリボレ2。実は当日、日頃練習不足のところをつじつま合わせするため、MORQUIDOで練習に入っていたのでした。
練習も終わり、スタジオの外で一服していたところで、はるばるドイツからやって来たDEADの面々が、狭い路地を曲がってくるのが見えました。握手を交わし、久しぶりの再会をよろこびます。
今夜は前夜祭的なノリなので、メンバーの集まっているバンドが軽くリハをする程度。私はトップバッターですので、ちょっと小腹に炭水化物を詰めて本番へ挑みます!
MORQUIDOは久しぶりの持ち時間いっぱい。ド頭にカヴァー曲をブチかましてから、後は「淡々」と、「タンタン」としたジャーマン的ツービートで、結成時から成長の後が見られない演奏でオーディエンスを圧倒しておきました(?)と言いますか、私個人に冠して言えば、「スーパー80s」な格好をすることだけに命を懸けておりました。以上!

2番手はVICIOUS WORLD!長崎からのグラインド刺客。ヴォーカルには東京のCONVICTのメンバーが参加しております。ゴリゴリな極悪サウンドでカッコよかったです!しかしながら、もうひとバンドで出番があるので、演奏を見るのはちょっとうわの空だったり(笑)

続きましてはBUTCHER ABC!平日と言うことで客入りが心配されましたが、この頃になると大分人が入っている感じになったでしょうか。もっともホール自体、かなり狭いところではありますが。と言いますか、どうやら西武新宿線が人身事故で止まっていたらしく、始めの方に間に合わなかった、と言う方々が結構いらっしゃった模様。何も金曜日に電車に飛び込まなくてもいいのにねぇ。と言うわけで、我らがブッチャーはいつも通りな感じでノリノリでしたぁ!(笑)
さて、また私の出番が回ってきました。REEXであります。今日はお祭りだし、会場の関係で「巻き」が入っているので、さっくり進めて行く予定でした。が!次のFUNERAL MOTHのF島氏が遅れているとのことで、私はいつも以上に力を入れた、「秋葉バージョンのMC」を一発ブチかましておきました。「秋葉は良い所だから、カタコンベに眠る死人たちを叩き起こして、かわいいメイドさんたちと一緒にニャンニャンしよう!」と言う意味の言葉を述べさせて頂きました。ポルノグラインドDEADの来日を記念しての「ロシア式ポルノ三本締め」、秋葉にちなんで、ラオウ様がいまわの際に放ったひと言を改定し、「我がデスメタル人生に、一片の悔い無し!」と締め括らせてもらいました。相変わらず意味が分からないって?まあそう言いなさんな。

我々が演奏を終わった直後、正に滑り込みセーフでFUNERAL MOTHのF島氏が到着。一息つく間もなく、早速演奏の準備に取り掛かっておりました。彼らの序盤、私は外でちょっとダベってたんですけど、じゃあちょっと見てこようかと思い、ドアの前まで行くとちょうどDEADが「Wow,Heavy!」といいながらホールから出て来ました。その様子は、あまりのフューネラルっぷりに思わず逃げ出して来たかのようでした(笑)ラストは「ドゥームマスターのカヴァーやります!」と言って始まった曲でしたが、私には誰の曲だかさっぱり分からない(笑)でもこの曲カッコよかったっす!

と言うわけでラストがDEAD!最新フルアルバムの1曲目からスタートしたはず!(たぶん)ここら辺は良く聴き込んでいたので、ノリノリのグラインドロックに自然と身体が揺れます。前回の来日したときとは別のドラマーが座っていますが、DEADらしい「バサバサ」と言う感じのブラストを聞かせてくれました。DEADの特徴のひとつでもある、「3人デスヴォイスコーラス」もしっかりと再現されていて、これなら大勢に影響はなさそうっすな!演奏された曲は新旧織り交ぜ、アットホームな雰囲気すらかもし出していたライヴは、なんと2度のアンコールが飛び出す大盛況ぶりでした。
出来ればDEADのためにモルキドの音源とかをね、渡したかったんですが、なんせニューリリースが何もないので渡すものがない(笑)せっかくなので、こないだ私が出演したテレビをダビングしてあげようかと思っていたのですが、こちらもまだ収録したビデオが届いてないんですね。「出来たらすぐ持って行きます!」ってスタッフの方は言ってたのにねぇ。

@ちぇっそ@