エヴァンゲリオンと介護福祉

福祉革命―介護時代を創造する「コムスン」の意志

福祉革命―介護時代を創造する「コムスン」の意志

最近思うことのひとつに、ポスト・エヴァンゲリオン、つまり「エヴァ以降」負傷者に対する偏見が少なくなって来たと思うところがあります。
「包帯萌え」と言いますか、「怪我萌え」と言いますか、そう言った損傷箇所について、それ自体に愛着を覚える若者が増えているのではないかと。
ひいてはそれが先天的な身障者へのボランティア精神を育み、介護福祉の問題について以前より関心が高まっていると予想されるのです。
実際、身近なところでも、福祉の免許を取ろうとする知り合いも多かったですから。
私自身、あまり包帯とか得意でなかったんですけど(そもそも得意・不得意なんてあるのか)、なんだか最近は大丈夫なった気がします。
「包帯!?いいねぇ!」とか。
「怪我したの?渋いねぇ!」とか。
「包帯替えた?(@タモリ風)」とかね。
私が思うに、包帯で身体の一部が隠されることによって、物理的に見えなくなった部分に人は神秘性を感じ取り、それがその人の存在性を不確実にするために却って魅力的な人間性を引き出し、このようなセクシーさを生み出しているのではないかと考えうるわけです。
しょこたんが良い例ですね。
「理想の男性は?」
と訊かれれば、
「血を流しているひと」
と答える始末。
それをイラストになんぞ描こうものなら、どこからどう見ても、戦って負傷しているラーメンマンのような男性を表現するのですから!
「でん髪」がまた彼女にとっては魅力なようですが。
それはともかく、今やこのような現象が各地で見られます。
これからは、女の子にもてるために怪我をするのが良いかも知れない!いやきっと、怪我をした振りでも良いでしょう。
「あれ。怪我したの?」
なんて訊かれて、
「いや、なんでもない!」
なんて答えるのも、現代の女の子にとっては魅力的に聞こえるかも知れない!
「血を流しながらでも、俺は仕事するぜ!」
と言う、不屈の精神の表明ですから。
(注意喚起:この記事まともに読まないように)

@ちぇっそ@