猛毒!

英雄伝説アンディ・フグ [DVD]

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今日は定休日。ちょっと奮発しようと思いまして、なんと「ふぐ」を食べに行って来ました!
と言っても近所のふぐ料理屋で、上場記念半額キャンペーンをやってたからなんですが!
皆さんも名前を聞いたことがあるかも知れません。「とらふぐ亭」と言うお店であります。
キャンペーン中、オープンは夕方5時からだと言うので、ぴったりの時間にお出掛けしました。つっても、歩いて3、4分のところですけど。
もちろん入店は1人で、軽く一杯引っ掛けて、お腹を少し満たせれば良いかなぁ。程度に考えていた私は、少し考えが甘かったようです!
メニューを見ると、居酒屋のように「単品」のものがほとんどない。一人で鍋をつつくのもアレだし、一先ずはとにかく「ふぐ刺し」だけは食って帰ろうと思っていたので、ビールと一緒にオーダーしました。
店員さんがやって来て、「お鍋の用意をさせて頂きます」なんて言うもんだから、「おお?いやぁ、鍋は頼んでないんだが、これって自動的にオプションに付くのか、迷惑だなあ(金銭的にね)」と思ったり、「お連れ様が来るまで、お待ちした方がよろしいでしょうか?」と訊かれ、「いやぁ、一人で来たなんて恥ずかしくて言えないなぁ(何故そう思う必要が?)」と少しばかり空気を読みすぎて、「あ、はい」と答えてしまったり。
そりゃもう、挙動不審の塊ですよ!(もちろん頼んでない鍋は登場しませんでした)
と言ったところで登場したふぐ刺し。ま、一人前なんてささやかなもんです。松方弘樹あたりがやりそうな、大皿に乗った切り身を「ガバァ!」っとやるなんて夢のまた夢。せいぜい2,3切れまとめて、チビチビやらせて頂きました。
なるほど。これがふぐ刺しか。う〜ん、ぷりぷりしてるなぁ!すんません、あまり高級なもの食ったことがないんで、ふぐの味ってよく分かりませ〜ん!
でぇこちらの1皿は半額で490円となります。ビールとお通し合わせたら1000円強ってところ。
ここで止めても良かったんですけど、それじゃちょっと恥ずかしかったので、メニューを見直し考えるのですが、これ以上頼んだら法外な値段になりそう。
そのとき壁に掛かったメニューに目が留まり、そこには「ふぐ飯」の文字。
「これだよ、これ!俺が待ち望んだのは、正に飯物なんだって!」
と言ったところで追加オーダー。店員さんの話では2,3人前になるとのことでしたが、でも若い男性なら「ペロッ」と食べれる量だそう。
とは言え、どっちかっつーともう若くもない。「メタボ」の気になる30代に、果たして食べきることが出来るだろうか。
そんな心配をよそに運ばれてきたお皿。見れば、まあそんな驚く量ではない。せいぜい吉野家の牛丼くらいでしょうか。
山芋のおろしと、とろろこんぶ、ふぐの皮と茹でた身が乗っており、それにダシをかけ、中央のたまごを割って食べるのだそう。
「ダシを○○側に重点的にかけてお召し上がり下さい」
と、ご丁寧にも食べ方の説明をしてくれますが、ふぐ屋に来てすっかり舞い上がっていた私は、店員の話など聞こえちゃいない。
「え〜、どっちつったっけな?」
わけが分からず、適当な方へダシを流しこんだところ、なんかこう、とろろこんぶが乾いたままじゃないすか。山芋にも味が付いてないなこりゃあ。
もう一度壁のメニューを見たら、しっかりレシピが載ってるじゃありませんか。
「山芋ととろろこんぶの方へダシをかけ・・・」
ああ、ダメだ。完全に逆の方へかけちゃった。
仕方がないので、ビビンバ方式で全部ぐちゃぐちゃにかき混ぜて頂きました。
まあ結果的にこれが良かったんですがね。ふぐ飯、メチャ美味かったです!
と言ったところで、ちぇっそ・もっさによる「一人ふぐ会」はお開き。お会計を済ますと、2300円ってところでした。
まあ今日は、久しぶりにユニットバスの大掃除を成功させましたから(それってどんなやねん?)、そのご褒美ってことで万事オーケー!それ以前に、今月は私の誕生日月間であるからして無礼講でヨシ!
多分、もしかして、私の人生における「初ふぐ」だったでしょうかねぇ。
初物づくしで、すっかり目が泳いでいたワタクシでありましたが、これでふぐの食い方も分かった事だし、人生なにごとも勉強ですなあ!

@ちぇっそ@