ながされて藍蘭島

ながされて藍蘭島 10 (ガンガンコミックス)

えー、テレビ東京でやっている深夜アニメっすね。（某掲示板で一部話題になってますな。ちなみにニチャンではない。パンク/グラインド界隈なら思い当たる人もいるかも）
前にたまたま見かけて、そのあまりの萌えっぷりシチュエーションに、思わず見入ってしまったワタクシ。
でぇ、今夜もまた、“たまたま”チャンネルが合ってしまったので、途中からですが見てしまいました。
ストーリーは、主人公の行人君が家出し、海で漂流した先に辿り着いたのが、島民が女の子ばかりの「藍蘭島」だった、と言うお話です。
この島の生態系がどうなっているのか定かではありませんが、どうやって子孫を残しているのかとか、何故ババアがいない？など、正しくフィクションでしか成立し得ない、シチュエーション・アニメの典型となっています。
女ばかりの島に男一人ですよ！？
もの珍しさも伴って、そりゃ行人君はモテモテなわけですよ。
とは言え、当の行人君は意外と冷静。彼女たちとは、あくまで友達感覚で平等に接しております。
その辺りに女の子たちがもどかしさを覚え、あの手この手のアッピールなどがあったりするのです。
どうです？もう、この時点で「萌え〜」でしょ。
私が前回見た話は、ヒロインのすずちゃん（忍者か？）が島に伝わる呪いのお地蔵さんを倒してしまい、そこに封印されていた幽霊に祟られると言ったもの。
しかし行人君は幽霊など全く信じず、「そんなの迷信だよ！」と言って取り合いません。
しかし実際にすずちゃんの前に幽霊が現れ、彼女はもの凄くおびえるのですが、それでも行人君はそれを幽霊とは信じず（この時点で無理が生じているがそれはシチュエーション優先のためストーリーの展開上、無視されている）、幽霊をやっつけると言うか、寂しがりやの幽霊の気持ちを察して、最後はお友達になると言ったお話でした。
昨日見た話だと、洞窟で迷子になって出口を探す行人君とすずちゃんが、源泉を見つけて、そこの岩を破壊し温泉を大量に噴出させて、天井に空いた穴から抜け出そうとします。
ところが温泉の勢いが凄く、2人は溺れそうになるのですが、行人君がふんばりを見せて、最後はすずちゃんを助けて一件落着。
「私を助けようとして、もし行人君まで死んじゃったらどうするのよ！うぇ〜ん！」
などと言う、大体において中学生くらいのときに妄想する「萌えシチュエーション」が待ち受けているわけですね。
この予定調和でベタな展開に、失笑するか胸が「キュン！」となるかは、観る人それぞれの精神的成熟度によるでしょう。
私の場合は失笑半分、しかしその一方で「分かる分かる！分かる、・・・けどさぁ、・・・うっぷ！」と言ったところがありましたねぇ（なんだそりゃ）
ってか、そんなアニメの話題にここまで紙数を割く辺り、私の人生終わってますが何か！？（怒!

＠ちぇっそ＠