死して、私はちぇっそ・もっさの生まれ変わりです

今日、私は自殺しました。
いえ、自殺しようと思ったのですけど、やっぱり自殺するのをやめて、自殺したことにして、生き方としてのデスメタルを貫くことにしたのです。
だって、これでやっと私も、グレン・ベントンが「この歳になったら俺は死ぬ!」と言ったのと同い年になったのですから。
結局死ななかったグレン・ベントンの人生が33歳で止まってしまったと言うのなら、私はそこから更に生きて、懲りもせずにデスメタルし続けることになるのでしょう。
私は決して、「子供が出来たから、子供のためにデスメタルで稼がなきゃならないんだ!」とは言いませんから。
と言うわけで今日、私は誕生日を向かえまたひとつ歳を重ねました。
「ししし死んで、死んでしまえ!と誰かが言った(@パパイヤパラノイア)」としても、昨日までの私は既に死んでいるのですから、これ以上死ぬことはありません。
そうして生まれ変わった私が、これからは「ちぇっそ・もっさ・インテグレイテッド・スーパーノヴァGNR・マーク2リミテッド」として生きて行くことになるのです。
私は、生まれ変わった「ちぇっそ・もっさ・インテグレイテッド・スーパーノヴァGNR・マーク2リミテッド」に活力を与えるため、午前中はロシアSF映画「ドゥエル教授の首」を鑑賞して過ごした。
昼食には、“活き”をつけるには正にうってつけの、回転寿司屋へ行くことに決める。
以前お気に入りだった回転寿司屋は、数ヶ月前に別の回転寿司屋と入れ替わってしまった。
新しい寿司屋は、以前別の場所で営業しているときに寄ったことがあるのだが、その時はあまりお気に召さなかった。でも仕方がないので、この寿司屋で手を打つことにして席に着く。
しかし依然と印象は変わらず、「ちぇっそ・もっさ・インテグレイテッド・スーパーノヴァGNR・マーク2リミテッド」に“活き”を付けるには至らず。
やはり“活き”をつけるなら、以前“行き”つけだった寿司屋に限ると実感。いまは亡きものになってしまったのが悔やまれる。
その後、ピチピチの音楽でも手に入れようと、行きつけの古本屋へ向かう。
ここで購入したのは、「PUNKS NOT DREAD」と言う91年にトイズから出いていたオムニバス。CHAOS UK、RAW NOISE、E.N.T、POISON IDEA他を収録。
それともう一枚、90年くらいに出たANGEL WITCHのライヴ盤。うーん、とっても”フレッシュ!“
腹ごなしの散歩がてら、市川コルトンプラザまで足を運ぶ。TOHOシネマ辺りで、おもしろそうな映画でもやっていないかと思ったからだ。
しかしお目当ての映画はなし。ただ「ブラック・ダイアモンド」だけは気になったものの、“ブラッと”立ち寄っただけの私には食指が動くに及ばず。
本八幡まで戻ってきて、駅前のブックオフへ様子を見に入る。
そこでトロツキーによるレーニン伝が落ちていたので、アルフレッド・ジャリの「超男性(105円だった)」と合わせて、割引券を行使して購入。
少々歩きつかれたので、ここで一旦家に帰ってお昼寝することに。
そして目が覚め、本日の締めは「肉」がいいだろうと、駅前商店街にあるとんかつ屋へ向かってみる。
しかし本日は定休日。看板には、「ラーメン甲州またはうえだ別館をご利用下さい」と書かれているが、「うえだ別館」は見事な料亭なので労働者階級の私は止む無くパス。
とは言え「ラーメン甲州」となると、主人とまかないのおばちゃんがケンカしていたり、ラーメンの器にオヤジの親指が突っ込んで差し出される光景が思い出されるので、今日のようなメデタイ日にそんな粗相のある(味のある)店になど寄りたくないので、ここもパス。
あてがなくなった私が駅前を散策していると、「虎の子」と言う焼肉店で、今日は中生が一杯204円で飲めるサービスとなっていたので、ここに決定することにした。
しかし一人で焼肉屋に入ってもなんもおもしろくないため、近所のブックオフで古本でも買ってこようと画策。
しかし105円文庫コーナーを漁るも、確かに「ドイツの傑作兵器・駄作兵器」だけは激しく気になったものの、酔っ払って読むには専門用語が難儀で断念。なんか簡単なエッセイとか矢追純一の雑学本とかでいい。
仕方がないので、アパートの結構近くまで戻り、近所の古本屋まで辿り着く。
2冊105円のワゴンから、ホントは2冊もいらないのだが、福島正美選集の「世界SF傑作選(マレー・ラインスターが「マレー・レンスター」になってた?」)」と、眉村卓著「ぬばたまの・・・」の2冊を購入。
家近くまで帰ってきて、一時下がっていたテンションが再び盛り上がり、急いで焼肉屋へと向かう。回りくどい性格でいつも苦労する。
やっとのことで店へ取って返した私は、早速ビールと肉を注文。
290円のカルビ、味噌タン、そしてデスメタルなら当然臓物を喰わねばならぬと言うわけで、「ガツ(豚の胃袋)」をガツガツ頂く(数週前のタモリ倶楽部「もつ特集」に触発された)。
途中、ご飯が食いたくなったので、ねぎ飯を注文。これが実に香ばしく、実は本日一番の当たりだったりする。
基本的に安いので、この店にはまた来よう。
そしてすっかりほろ酔い、お腹も満足したところで帰宅。このようにして、私の33回忌が執り行われたのであった。
本日の締めは、野菜不足を補うため、近所のサンクスへ野菜ジュースを買いに行ったところを、なんと「エヴァンゲリオン」のフィギュアが新発売されているコーナーに直撃!早速3つばかり手にして購入してしまった。
全5種。その内2種が綾波さん。中身は開けてみなければわからないと言う寸法。
私はどちらかの綾波さんだけでも出てくれば、それでおしまいにしようと思っていたのだが、家に帰り開封したところ、見事綾波さんだけを外して他の3種を引き当ててしまった。
こうなっては痛し痒し。ダブっていなかっただけマシと言うものだろうが、造型が美しいだけに綾波さんだけ出てこなかったことが悔やまれる。
しかし何とかの法則にもあるように、ここから買い始めると同じヤツが何体も出てきて、きっと散財してしまうのだろう。
「あと一体買って出なければ・・・」などと思うが、結局綾波さんが出てくるまで、その言葉を毎日呪文のように唱えながら、私はいつしかコレクターの道をひた走っていることだろう。
誰か、買った人いませんか。誰か、綾波さんだけカブっちゃってしょうがないんですって人、いませんか!
いたら連絡下さい。定価で、買います!
[rakuten:tjs:10005220:detail]
(これもイイ!予約しちゃおっかなぁ)

@ちぇっそ・もっさ・インテグレイテッド・スーパーノヴァGNR・マーク2リミテッド@