俺?オレは鯨喰うよ

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定休日の今日は、予定では普段通りの時間に起きて、江戸東京博物館で開催中の「ロシア皇帝の至宝展」に行こうと思っていたのですが、少し寝坊してしまったので断念。
と言っても、笑っていいともが放送されている時間に起きたんですけど、そこから準備して飯食って、そして会場へ到着したら2,3時間程度しか残ってないと思われたからです。
過去に「エルミタージュ美術館展」や「プーシキン美術館展」、または「エミール・ガレドーム兄弟展」などに行ったとき、一通り見て回るだけでもかなり時間を擁したのです
少なくても4,5時間は見積もっておいて、お土産を買う時間と、会場を後にしてから飯でも食って帰るくらいはしたいですからね。ま、余韻に浸る時間ですな。
まだ6月までやってるみたいなので、来週辺りのお楽しみにでも取っておきますかね。
って言うか、調べたらこんなのも始まるんですね!
「国立ロシア美術館展」http://www.tobikan.jp/
今回のはロシア出身の芸術家の作品が立ち並ぶわけっすね。これは正に私が待ち望んでいた美術展ではないですか!これは楽しみだなぁ。開催を迎えるまでは、まだ死ねない!
でぇですね、結局何もすることがないまま、ロシア映画DVDを2本鑑賞。
巨匠コージンツェフ監督作「ドンキホーテ」と、鬼才エミーリ・ロチャヌー監督作「狩場の悲劇」を見てました。
両作品ともすでにスクリーンで1度以上見ているのですが、特典映像も含めまた少しおさらいしておこうかと思ったからです。
ドンキホーテサンチョ・パンサ役を演じた2人は国宝級の俳優ですね。「狩場の悲劇」主演のヤンコフスキーは私も大好きな役者なのですが、この人もまた天才肌の役者ですね。「何気ない演技」がこれほど自然に出来るところが素晴らしい!(“自然体”もしくは“天然”なだけで演技が出来ない役者とはわけが違うってことですな)
DVDを見終わった後、夕飯を買いに駅前へ。
ちょうどスーパーのタイムサービスが始まっており、切り身がずっしりと手応えのあるサケ弁当をチョイス。半額で315円。このヴォリュームでかなりお買い得だったかと。
さてもう一品買って、500円以内に収めようかと思ったところ、刺身コーナーに差し掛かったところで思わぬ刺客に遭遇。
「ミンク鯨の刺身」
おっとこれは、島国魂そそられる一品ではないですか。
「鯨食ってなんぼ。鯨を食わずして何がニッポン男児か!」
と言うわけでこちらも半額。一見高そうですが、こちらは340円で購入。調査捕鯨なので、市場では高く売れない事になってるんでしょうかね。
「もしかして、こないだ座礁して、救出に向かった漁師1人を死なせてしまった鯨だったらおもしれぇなぁ」
とかなんとか思いながら、アパートへの帰路をウキウキ気分でひた歩くワタクシでした。
座礁した鯨なんて、もったいないから食ってしまえばいい。ましてや、人一人を死なせた鯨など食われて当然!
どうせねぇ、弱ってしまった鯨など、沖合いに出たら体力が続かなくてシャチにでも食われてしまうのがオチですよ。
そんなむごたらしい結末になるくらいなら、いっそのこと食料難にあえぐ人々の胃袋を満足させてくれたほうが、よっぽど世の中の役に立つってわけです。
世間には、動物愛護なんちゃらなんてふざけた団体がおりますが、こいつらのやってることは単におせっかい。いたいけな動物を助けて、自尊心を満足させるだけのエゴイストたちですよ!
しかもタチの悪いことに人様の生活にまで干渉して、「“私たちが可愛いと思っている”動物を食べるとは何事だ!」と声高に叫び、時には水上でのカーチェスならぬ、シーチェイスなんて無茶をやって船ごと体当たりをしてきたりする。
そもそも「知的な動物」とか、「可愛いから」って言う基準が曖昧。「絶滅種だから」っ言っても、ときにそれはそちらさんが勝手に調査した報告に基づいていて、別の団体が調べたら「結構たくさんいた」なんてことがあったことがあったんじゃなかったでしたっけ?
この人たちの理論から言うと、「俺のものは俺のもの。オマエのものもオレのもの!」ってなことになっちまいます。
全くねぇ、人んちの玄関に勝手に入ってきてとやかく言うもんじゃない。
自給自足の出来ない国に誰がした?その上このような食文化に対する侵略行為が許されるとは、オノレらは資本主義の皮を被った封建社会の回し者かってんだ!
とまあ、なんとなくこうして発散しておきたかったので、実際それほど気にもしてないんですが。
とりあえずのところ、今日の鯨を手にしたのでよし!とします。
今日は酒を飲まないことにしようと思ってたんですがね、せっかく鯨があることだし、まあ1本だけビールを飲みましたよ。
あ〜ぁ。やっぱ鯨うめぇなぁ!

@ちぇっそ@