Bedlam Project vol.1
本日は沼袋サンクチュアリにて、BEREAVEDさんの企画に参加させて頂きました！
ライヴ前、通り道にある古本屋へと立ち寄り、スティーヴン・キング「スタンド」の1巻目（４，５は持ってる。って何ゆえバラ買い？）と、ブラッド・ソーの「亡霊国家ソヴィエトを倒せ」、そしてJ・Mクッツェーの「マイケルK」の3冊を購入。
キングは単にコレクションしたいだけ。お馬鹿エンターテインメントの「亡霊国家ソヴィエト」は100円でお買い得。昔から読みたいと思っていた「マイケルK」は、南アフリカ発のフリークス文学であります！
本日は全4バンドの出演。
トップはVICE！サンクチュアリのドラムセットはツーバスがデフォルト（初期）の状態。リハのとき、私はVICEのドラムであるマリ嬢に「今日はツーバス使うの？」と訊いたのですが、「いやぁ、ツインペダルにします！」との返事。すっかりツーバスを使う気になっていた私は、「やっぱ使い慣れたツインペダルの方が良いかなぁ？」とちょっと弱気になりました（笑）それはともかく。この日のVICEも、力強いバスドラの連打がビシバシと決まって、タイトな演奏が気持ちよかったです！せっかくのツーバスデイなので、普段は控えてるんですが、フラッシュ炊いて写真撮影しました（笑）良く撮れてたら後で送ろうかな。
続いては若手デス／グラインダー、ABORT MASTICATION！昨年の年末、小岩デスフェスト出演を見逃していたので今日が初見でした。ほとんどのメンバーがウチのお店に買い物に来てくれてたようで、その節ではお世話なっております（笑）破天荒な勢いがあり、デス／グラインドの初期衝動をそのまま伝えるかのステージ。こりゃ、マジでカッコイイ！ちょっと病んでる風なところもあって（笑）、それがまたアンダーグラウンドっぽさを醸し出していましたね！
そして我々REEX！いやもう、今回はショックでした。私がダメダメ（それはいつもか）社会人としてとか、人間としてとか言う前に「生物として失格！」「息しててすいません」って感じですか？体の調子はどこも悪くないんですが（数日前からちょっと首を寝違えてますが）、なんかもう脳みそが衰えてきてるとしか思えない。やんなっちゃうなぁ、もう！でも久々にバスドラ2発で叩いたのは最高に気持ち良かった（笑）高校のときは自前のドラムで、その時はツーバスだったのですよ。かれこれ十数年ぶりで、もう昔の「感覚」すら覚えてないんですけど、「両足で楽器を鳴らしている」感じが豪快そのもの。「本当のツーバスってこうだよな！」と、改めて実感した次第。こうなったらバスドラだけ一個買おうかな（笑）
そしてラストは本日の主催、BEREAVED登場！さすがキャリアのある安定したステージ！ヴォーカル氏のイーヴルなシャウト、野太いベースの重量感や激烈なドラムのツービト、そして個人的にはツボだった、JUDAS PRIESTのイアン・ヒル（ベースですけど）を彷彿とさせるギター氏の激しいアクションに、熱いメタル魂を感じることが出来ました！（笑）AT THE GATESとか、メロデスが一番かっこよかった頃に良く聴かれたような、キラーなメロデスナンバーが強烈でしたね。最後はアンコールまで飛び出して、沼袋のメタルな夜が更けて行ったのであります！
え〜、ここで余談。
帰りの電車の中でかなり不信な男性を目撃。
最初、私の隣に座った彼でしたが、落ち着きなく辺りを見回し、おもむろに立ち上がり、今度は向かいの席へと腰を下ろしました。
髪はボサボサ、アゴには無精ヒゲを蓄え、「ギョロッ」と剥いた目を四方へと飛び散らしております。
２つ抱えた綿製のトートバッグには茶色くシミが付き、手には食べかけの「みたらし団子」がパックのまま握られている。
状況としては、2本喰って1本余っている状態であり、トートバッグとは反対の手に持っているコンビニ袋には、更なる「みたらし団子」のパックが数箱つまっているのが確認できます。
「みたらし」大好きな「みたらし星人」かと思えば、さにあらず。
グリーンのナイロンジャケットの上にかかるのは、首からぶら下げた携帯電話が3個（！）しかしそれだけに止まらず、がまぐちくらいのポーチ2つも首に掛けており、更にはIDカードらしき識別表も見受けられる。
「何者だ、こいつ！？」
恐ろしさで身を震わす周囲の人々をよそに、ヘッドフォンから流れるミュージックに身体を揺すっていて・・・、
「何を聴いているのか？・・・、激しく気になる！」
数駅ほどで降車していったその男性でしたが、あの異様な風体はしかし、ちょっとしたホラーな恐怖を辺りに発散させていました。
あのIDらしきカードは、実は精神病院の患者識別票なのではないかと思ったほど。
最近、恐ろしい場面（人物）に遭遇することが多く、「またしてもか！」とかなりビビリまくったワタクシでした。
＠ちぇっそ＠
