年末音地獄 ’06

今夜はお店を閉めてから、新宿URGAへと行って来ました！仙台のvoMitからメールがあり、この日に出演が決定したから、良かったらどうぞ！と言うお誘い。
しかしまあ、この日は他にSURGELINEやら兀突骨やら八王子プリミティヴ・ブラックのDEATH SCYTHEなどが顔を揃えており、あいさつがてらに元より出向く予定だったんですけどね！
ってなわけで、私が到着した頃には、既にDEATH SCYTHEとSURGELINEは序盤で終了しており、ギリギリ間に合ったのが“川越ブルータル（笑）”の兀突骨でした。しかしもうラストの曲だったので、MCの「しずまれぇ！」が聞けなかったのは残念（プレイを見ろってね：笑）最後は切腹して血反吐を吐かれて終了してました（なんだそりゃ：笑）相変わらず、楽曲の“回転数”が早いっすね！今日は一瞬しか見れませんでしたが、やっぱカッコ良かったっす！
続いては、仙台のインストゥルメンタル・エクストリーム・メタルvoMit！かなり久々に見ることが出来たのですが、いやぁ、若さって凄いっすね！演奏がまた一段と上手くなってました。ドラム氏の手数足数は以前から凄かったのですが、そこに更に安定感が加わって、どっしりとした重量感が出てきました。新しい曲とかもやってたでしょうかね。展開の妙で楽曲のドラマ性を更に引き立たせ、ヴォーカル無しと言うハンデ（と言うか、むしろ特徴になってる？）を物ともせずに、聴衆の注意を惹き付けておりました。
しかし今回一番驚いたのが、例のある意味一番“おいしい役どころ”を担っていた、“あの”「ヘドバン隊長」がいなかったことです。しかしステージに立つメンバーを見て、「あれってもしか？」と言う予感が私の脳裏を横切りました。終演後、明らかになったのですが、なんとメンバーチェンジがあり、“あの”「ヘドバン隊長」がvoMitの新べーシストに収まっていたのでした！
しばらく見ない間に出世（？）したもんだ、と感心していたわけですが、道理でまだ少し遠慮があるのか、もっとこう、お客さんに噛み付かんばかりに煽ってくれても良かったかと（笑）堂に入っていた「ヘドバン」とは対照的に、その初々しさが新鮮でもありました！
ライヴ後、彼らにもらった新しいデモを聴いたのですが、「なんだこりゃあ！？」ちょっと凄いことになってますねぇ。インストでここまで聴かせるとは！ニュースクールの影響のある彼らですが、ここで聴かれるのはそれをも超越して古いも新しいもない、彼ら独自の個性を築いていました。マジでカッコ良かったっす！これホントにビビリますよ（笑）
そして次に登場したのは、GUNSHIP666！噂には伝え聞いていたものの、見るのは初めて。いやぁ、スゲェ！（笑）むさくるしいまでに「メタル」なステージング！ツインヴォーカル2人はマイクを「ガツッガツッ！」とやって、額を割っていました（笑）もの凄いハイテンション！とにかく血を流している意味が分からん。ムチャリブレな精神に脱帽しました（爆!）いやもう、とにかく強烈なインパクトでしたね！
そしてこの日最後は、BURGLER！こちらもしょっちゅう名前を聞くバンドですが、今日が初見。トライバルなメイクをして、90年代初期的なミクスチャーを演っていたでしょうか。なるほど、分かりました！（＠渡辺篤史風に）
それからなんと！今夜DJをしていたのは、あのMURDERDOLLSのメンバーでした！ニッチな同名異バンドでなく、オズフェストとかそーゆーのに出てる本物です。
「これ嫌いなヤツいねえだろ！？」的な、的確な選曲で会場を盛り上げておりました。どうやらGUNSHIP666のマネージャー氏が呼んだそうですが、まさかのサプライズに騒然！って感じだったでしょうかね。私は「75へぇ〜」くらいでしたが（古いねー）
VoMitのメンバーが彼らのファンだと言うので、「一緒に写真撮ってきなよ！」とか「デモCD渡した？」とか、老婆心ながらいろいろ世話を焼いてあげました。ファンと気さくに対話に応じている御大は、実にナイスガイでした！
と言ったわけで、今夜のライヴが無事終了いたしたわけです。
あ、そうだ。サージラインのデモももらいましたが、こちらも凄かった！スタジオ録音かと思ったら、ライヴなんすね。このクオリティ、あんたら恐ろしいわ！（笑）

＠ちぇっそ＠