一足お先におとそ気分

だけど画像はクリスマス

いやぁ、もう。クリスマスもとうに過ぎ、世間はすっかり年末進行へとシフトチェンジしましたね。
いい加減、今年一年を締めくくらなけりゃならない時期に差し掛かっておるわけですけど、せっかくのお休みだった昨日は凄い雨!
大掃除でもしようなかぁ、なんて思ってた私の気持ちをすっかり踏みにじってくれた、いじわるなお天等様に「このひねくれ者!」と、一声罵声をあびせたとか単にふてくされて寝てただけだとか。
そんな噂が75秒くらいの間に飛び散ったわけですが、結局なんだかんだ理由つけて掃除する気なんてないクセに、でもってやっぱり部屋が散らかったまま、毎度のごとく新年に突入する意向を示している我が家であります!
私の読書も年末進行なんですよ。
毎年恒例「お正月はドストイェーフスキー祭」を開催すべく、区切りの良いタイミングで西側諸国の作家による小説を読み終えたわけです。
でも今年は少し趣向を変えまして、今までドスト先生を読むのに精一杯で手付かずだった、トルストイ公爵のお話なんぞにお目通しさせて頂こうかと思っている意向です。
ご存知の通り、ドスト先生に負けず劣らず長尺を誇るトルストイ公の長編は、もしも原書で読んだなら、それだけでダンベル要らずの「読書エクササイズ」が敢行できる分厚い紙幅を誇るもの。
もちろんワタクシなどが原書で読めるはずもなく、翻訳の文庫本でお手合わせ願うのですが、それとて1巻500ページはあろうかと言う代物が、なんと全3冊も待ち受けておるのです。
そうです。今回手を出してしまったのが、グレタ・ガルボの主演でも有名な、「アンナ・カレーニナ」であります。
もっとも私が鑑賞した事があるのは、原作を生んだ本家本元による文芸大作。タチヤナ・サモイロワ主演、助演アナスタシア・ヴェルチンスカヤ“萌え”の、ロシア版「アンカレ」(また略してるよこの人)になります。
正直、映画では麗しきヴェルチンスカヤ嬢の姿しか追っておらず、未だかつて話の筋を理解していない部分がありますゆえ、ここは改めて原作を読んで、そのドラマに浸ってみようという筋書きなのです!
まあ、そんな大層な作品ゆえ、実はお正月を前に一足お先に読み始めているのですが、途中、「そろそろ飽きたかな?」ってところで、チェイサー代わりにドスト先生の短編集なんかを挟んでみようかという趣向もあり。(ちなみにその短編集は今は亡き「福武文庫」っす)
少し変則的な「ドスト祭」となりますが、たまにはこんなのもよろしいかと。単なる自己満足ですがね!

@ちぇっそ@