まあ、しょうがない!

夕焼けが綺麗でしたな

「海人だから許すか!」
としたのは、何を隠そうワタクシであります!
一応、誤解無きよう断っておきますが、別に人種差別を掲げて特定の民族や文化を否定するものではないで、あしからず。
お昼に「すき家」で食事を取ったのですが、そこで私の注文を受けた男性が、見事にオーダーを間違えてくれたと言うわけです。
「マーボーナス丼の並で」
と言ったとき、
「牛と豚とあるんですが、どちらにします?」
と訊かれた時点で気付くべきでした。
はて。マーボーナスだから基本は「豚」のはずだが?もしかして牛の方のメニューを見落としていたかも知れない。まあどっちでも良いが、今は安い方でいいや。
そう思って、どんぶりの出てくるのを待ちます。
そして運ばれてきたお膳に乗っていたのは、なんと「マーボーナス“豚丼”」だったのです!
一瞬、「マーボーと豚丼で、マーボーナス豚丼。縮めて言えば“マーボーナス丼?”それともマーボー丼?これはマーボーがメインなのか、それとも豚丼がメインなのか?私が想像していたより“豚”の量が多いような気がするが、それは目の錯覚か?これをマーボーナス丼に見えるように、私の前頭葉を恒久的に操作しなければならないのだろうか?それとも視床下部の方かな?そうか!新しいマーボーナス丼なんだな。でも明らかに違っているのが明白なので、ここはひとつ文句のひとつでもぶつけてやるのが、人としてお店に対する礼儀ではないか?しかし確か昨日の時点では、マーボーナス”豚丼”も食べたいと思っていたが故、これはこれでありかも知れない。よし!途中まで食べてから、やっぱりこれ注文違うよ!と言って、新しいどんぶりを出してもらって一挙両得!それで行こう。そうしよう!」
このようにして約0.00278マイクロ秒の内に、私の神経シナプスを電極が走ったわけですが、結局一旦箸を付けてしまってからいちゃもんを付けるのに気が引けてしまい、小心者で臆病で胸の内に秘めたわだかまりをおくびにも出さず、尚且つ“小珍者”の私は何も言うことがありませんでした。
いいんだけどさぁ。何度も三度も言うようですが、確かに“マーボーナス豚丼”は食べたかったんです。でも今日じゃなくてもいい。ってか、昨日の夜もすき家で「ホワイトシチュー豚丼」を食っているのだから、もう豚は勘弁!
そのように思っていただけですから。
これは別に県民性に関係あることではなく、単にその人の資質に関係する問題だと思うんですが、ほんと申し訳ない、沖縄の人にオーダー間違えられたのはこれで2度目なんです。
まあ人生でたった2度なので、別に気にする必要もないのですが、今まで、飲み会の席以外で、こうして単独で注文したのを間違えられたことって、思い出せる限りでは他にないんですよね。
前は「てん屋」だったなぁ。
まあ、それだけ印象深かったってことなんですが。彼が他の店員と話しているとき、彼の出身地がわかったのでした。
「静岡ってどの辺り?」
関東に長年住んでいる人間だったら、そんなことは自明の理であるわけですが、やはり沖縄から見て、関東とはきっと遠い異国の地になるのだろうなぁ、と感慨深かさを思った次第であります。
しかしまあ、南国の風土があり、それが人の性質を作り上げ、どこか悪気のない感じが憎めなさを醸し出す佇まいとなるのでしょう。私の親戚にも沖縄の人がいますんでね、なんか身近に感じちゃうんですよ。
もっとも間違いは誰にでもあるので、そこら辺は問題にしていません。
それよりも!彼と一緒にカウンターに立っていた女性の態度の方が気になりました。
ハキハキとした物言いで、接客に対して不快感を覚えるものではありませんでしたが、彼女が私のマーボーナス豚丼を作っている最中のこと。
「あれ?(トッピング用の)マーボーってどこあんの!」
マーボーある場所わかんねぇよ!とでも言っているようで、なんか少しトゲがあると言うか、その不躾な一言がちょっと気になったのです。
すると別の方のオーダーを受けた際にも、
「ゲッ!そんなの作ったことねぇ!」
と、仮にも女性ですよ。調理場はカウンターの目の前にあるんですよ!?そんな言葉がお客さんに聞こえたら、「おいおい。コイツ大丈夫かよ!」って思うに決まってるじゃないですか!ってか、はっきり聞こえてるんですがね。
私の予想ですが、これまた別に地方出身者がどうこう言うわけではないのですが、イメージとしては、西武新宿線に乗って川越辺りからやってきたと思しき、女子高上がりの元ヤン風な娘だったわけですよ。
彼女に対して、端からモラルを期待するのはお門が違うってもんですが、コイツ頭悪いんじゃないの!?ってなもんで、こちらとしては至極がっかりしたわけです。
ま、何でも良いですけどね。世の中、何でもありですからね。もう、どうにでもなれ!ってね。
シュ・ビ・ドゥ・ヴァ!シャランラー!

@ちぇっそ@