休日映画

呪われた森@かわいくね?

お店が定休日なので録画してたロードショーを見ました!以下、紹介文。
「呪われた森」
森の奥深くにひっそりと佇む一軒屋を借りた家族。やがてそこで巻き起こる怪異。村の教会で起きたある出来事が原因だった。30年前にさかのぼる事件の真相とはいかに。
1980年製作。ジョン・ハウ監督によるホラー長編。家を貸している大家の娘が失踪した事件があり、家を借りた家族の娘が、その大家の娘カレンとそっくりだったことから運命がシンクロし、霊的な怪奇現象を引き起こすのです。
ゴシック的な映像美と、オカルトチックな演出がいい雰囲気を醸していました。最初、「幽霊屋敷」の父系に属する物語かと思いきや、怪異は外へと向かい、やがてはなんとSFチックなエンディングを迎えることになります。
ベタな展開とご都合主義ってところはありますが、全体的な違和感はさほど感じないでしょうか。超常現象がときどき直接的過ぎるきらいがあり、いきなり「ビーム」みたいなのが「ビシッ!」と発射されたりすると、気分が萎えると言うか、思わず笑ってしまうのでした。
ディズニー配給と言うことでこのようなラストになったのかなぁ、と勘ぐるところはありますが、もっとこう不気味な結末を期待したかったですね。
しかし、なかなかカルトな味わいのあるホラー映画で、個人的には結構気に入りました。話のタネに見て損はしない映画だと思いますよ!
シベリア超特急3」

シベリア超特急3 [DVD]

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シベ超3”を見ました!いやぁ、今回も凄いっすね!もう、あらすじとかどうだってイイでしょ?どんでん返しに次ぐどんでん返し。しかしそれら全てを見透かしている、水野先生による名推理は、あれよあれよと事件を解決へと導くのです!
例えば捜査の段階で、「うわっ!それって最初に気づくだろう」って事を後回し。それを“後出し”で「実は・・・!」って言われたとしても、「じゃあ今までの審議はなんだったの?」なんてことを言ってはいけません!
また別の例で言えば、“危機一髪助からない!”「ああ、死んじゃった!」と思ったところ、心配するみんなの後ろから何食わぬ顔をして現れたとしても、「だったらどう見ても、見事危機的状況から脱した場面を見ているはずなんだが?」と思ってもいけません!
なんたって、この作品には全ての「いけません!」が詰まっているのですから。視聴者の“疑問符”は、次のシーンへ展開するまでの間に、感動の“感嘆符”へと変換されていなければならないのです!
戦争へのメッセージが込められており、高尚な見方(かなり好意的な見方)をすれば、そこに救済者、もしくは伝道師としての水野先生の姿を垣間見ることができるかも知れません。
これやっぱ、凄ぇなあ・・・。演技とか、脚本とかを無視した、ある種「スピリチュアルの世界」なのかも知れませんね。水野ワールド、水野マジックをあなたも体験してみてはいかがですか!常識で凝り固まった現代人に、きっと素敵なサプライズを与えてくれるでしょうから!
もはや、荒唐無稽な南米マジックリアリズムに達する次元かも。全てが「予想外の動き!?」

@ちぇっそ@