もっさりラーメン隊が行く

最近狂ったように絵をかく

今夜は、最近お店の近くに出来たラーメン屋へ寄って来ました!(って最近、この出だしほんっとに多いよなぁ)
「古武士」と言う名のそのお店。「ラーメン二郎」と「大島ラーメン」に挟まれた、正に西新宿における“ラーメン激戦区(か?)”の只中に鎮座しております。とりあえずは、ごくスタンダードなしょう油ラーメンをオーダーすることにしました。
結論から言いますと、これぞ正に「完膚なきまでに典型的な中華そば」であったと言えましょうか。少々和風だしが効いたスープの絡んだ麺をひと口ほお張ると、“典型的な中華そば”特有の(わたしだけか?)、あの“むぁッ”と香り立つ小麦の独特な広がりを感じます。
創作ラーメンにあるような、ピンポイントのスパイシーさとは一線を画す、顔一面に一気に広がる、むせ返るような湿気と言いましょうか。
麺は中太で、ちぢれのないすべすべした麺。気持ち柔らかめではありますが、手打ちのもちっとした食感を残した茹で加減。悪くはないですね。少なくとも、個人的には充分有りな範囲でした。
何よりも先ず、見た目のその新鮮さと言いましょうか。面前に運ばれてきた瞬間、「おお、これは美味そう!」と思わず目を見張る、溌剌としてキラキラと輝くような“目鼻立ちの良さ”が印象的でした。
トッピングも極々普通。しかし、ひとつひとつがしっかりしているので、どれをとっても安心して楽しめる仕上がり。メンマは筋張ってないし、弱冠小ぶりながら肉厚のチャーシューも、味付けは濃い目でしたが、濃厚なスープに負けないよう持ち味を生かした作り。
普通すぎて普通に美味いわけでして、それ以上何を言うことがあるか!って感じではありますが(笑)、全体的に悪くはなかったですね。ただちょっと、その普通な割りに値段は高かったような。
しかしまあ、最初のひと口で「すげぇフツーだ!」と思った瞬間、思わず顔が半笑いしていた私がいましたがね。長髪で顔を隠そうにも、ラーメン食うときは髪を後ろ手にゆわえているのでそれもかなわず。
「この客、すげぇ喜んでる!」とかって勘違いされたらどうしよう!ってそんな心配、する必要もありませんな!

@ちぇっそ@