とんこつマニフェスト

バツー×!つっても行くんだけどサ

今夜は先日の公約通り、昨晩と同じ店でとんこつラーメンを食べて来ましたよ!
それで出てきた麺はやっぱり同じ麺でして、しかしまあ、昨日よりは弱冠茹で加減が耐えられたのと、お金も無かったのさすがにボイコットするまでには至らず、出された食材を余すことなく頂いてきた次第にございます(深夜でカロリー気になるのでスープは残したがね)
しかしまあそれでも、やはりどうにも納得の行かない私はせめて一言物申そうと、お会計のときに、とんこつラーメンの麺について触れてみました。
そうしたらば、やはり依然とは違う麺を使っているとのことでした。何でも、現在試行錯誤を繰り返している最中で、実はちょっと前はいまよりもう少し太い麺を使っていたのだが、いまはそれより少し細い“中麺”になったそうな。
「お味の方はいかがでした?」
と訊かれたので、ここは当然「いやぁ、前の細麺の方が良かったっすねぇ」と要望を伝えたところ、店員のおじさんは苦虫を噛み潰したような顔を見せたものの、どこか私の言葉に納得した様子も込めて、
「それじゃあ、伝えておきますんで」
多分、おじさんも分っちゃいたんだろうけどね!
そう言うわけで、これがささやかながら細麺に回帰を望む消費者の一意見として、会社の方針に一矢報いる陳情書となればいいなあ、と思った次第であります。
って言うかねぇ、何ゆえ今更“試行錯誤”しなきゃいけないってんでしょうか。新商品ならともかく、今までで充分イケてたと言うのに、資本社会の過剰な展開の中で翻弄される、中小企業の焦りが生み出した“モラトリアム模索”の弊害ってヤツなんですかねぇ。
「変わらなきゃやっていけない」「変わらなきゃ飽きられる」ってのも分らないでもないですが、元来日本は伝統を重んじる国のはず。使い捨てのインスタント文化などに惑わされず、「変わらぬことの美学」ってもんを自信を持って貫いて行けば、おのずと答えは見えてくるものと思うんですがね。
ま、それって単なる理想論なんでしょうか。でももうそんな時代は崩壊しかかってるでしょ。たかだかここ何十年かで台頭してきた新興の文化なんて、太古より連綿と続いて来た風習にかなうものではありませんって!
もっと定着してくれば将来化けるかも知れませんが、いまはちょうど“無理”が露呈して来た時期なんじゃないでしょうかね。一度ね、回帰しましょうよ。原点回帰ってヤツで!

@ちぇっそ@