浅草エクストリーム 第5回大会 〜一日目〜


昨日のスラッシュ・ドミネーションの疲れも癒えぬまま、本日は浅草KURAWOODへと、アメリカからやって来たメロディックゴア・グラインド、IMPALEDのライヴを見に行って来ました!凄い筋肉痛なんですけど、そこはお酒の力などを借りて“だましだまし”行くことにしましょうか(笑)
トップバッターは変態全身タイツ野郎MANKOLOVER!今日も「オムツにダッチワイフ」、更にはピストル型のバイブまで登場。そのバイブをダッチ1号(?)の股間に挿入したりなど、その変態っぷりは見るものを爆笑させてくれました!外国人さんたちにも好評だったみたいっすよ。
2番手は泣く子も黙るグロール・ヴォイスのREST IN GORE!「遅くてすいません!」などと弁解しながらも、響き渡る激重サウンドがお腹に直撃。今度リリースされると言う新作がとても楽しみですねぇ!
3番手は、市川市からやって来ましたPATTISSERAの登場です!こちらも天然系変態一人グラインドであります。今回のTシャツは当然「IMPALED特集!」MCタイムになる毎に一枚一枚脱ぎ捨て、「アナタ、ホントは“厚木(厚着)出身”なんじゃないの!?」と心の中で突っ込んでみた、なんてことは言いません!
4番手はこれまた激遅・激重サウンドで圧倒のANATOMIA!やはり彼らくらい年季の入ったバンドだと、比較的広い、ここKURAWOODのステージに良く映えますね!今日は全バンドに渡ってサウンドが非常に良く、ANATOMIAの重低音も大変気持ちよく堪能させて頂きました!
5番手はこの日唯一のギャル・バンド(笑)、GALLHAMMERであります!いやもう、彼女らのライヴは安心して観ていられますね。もちろんバンドが醸し出す、危険で不穏な雰囲気はそのままで、実にライヴバンドとして完成されてきたと。なんでも今夜は普段あまり演奏しない曲なんかも演ったそうで、「自己嫌悪(邦題?)」ってタイトルですか。なかなかレアなライヴだったみたいっス!
6番手はSSORC!なんと新メンバーにブッチャーA氏を迎えての初お披露目ライヴ! ベースを駆るA氏はベースのネックと腕で十字を切ってみたりして、バンドのボトムを支えながらも、しっかりと観客を煽ってライヴを盛り上げておりました。“血まみれ”は見た事あるけど(笑)、“パンダちゃんメイク”をしたA氏を見るのは初めてだったので、かなり楽しませてもらいましたよ!
さてトリ前に登場したのは、大人気スラッシュ野郎FASTKILL!今日も速ぇなぁ!とかって見ていたのですが、正直、昨日のスラッシュ・ドミネーションより盛り上がった感じで(笑)、私も思わず満身創痍の体に“ムチ打って(スラッシュして)”、モッシュピットに飛び込んで行きました!楽しいっスね!
そしていよいよ、本日のメインとなるIMPALEDの登場!3rd辺りの頃のCARCASS直径と言った感じの、メロディックな旋律を持つ疾走感あるグラインド・コア。非常に分かりやすいサウンドで、知らない曲でも気にせず楽しめる。しかしまあメンバーの見た目が面白く、ステージ向かって左側にいたギターなど、ライヴだと言うのに“黒縁の大きなメガネ”を掛けており、こんな有名なバンドにいなかったら、「アンタ、単なるメタルヲタクでしょ!」と言った風貌(笑)ベース氏は、ときどき何やらの“粉末”を口に含み(よく空港で見つからなかったね!?と、一瞬ホントにそう思った)、そして少しの水を加えると口の中から泡がブクブクと!ああ、なるほど。“ソーダの粉末”ですか。ゴアでスカムでシット、そんな演出の一環だったと言う次第であります!
でぇ、ライヴ終了後。本来ならばまっすぐ家に帰る気満々だったワタクシですが、何故か“流れ”で、IMPALED及び翌日演奏するGENERAL SURGERYの面々と共にブッチャーA氏宅へ。そしてこれも“流れ”で、そのままブッチャー氏にお泊まりする事になりました。
出るところに出れば“歓待”されるはずの伝説的なグラインドバンドと一緒に、ブッチャー邸2階の6畳間で車座となり、ビール片手にスーパーで買ってきた“つまみ”を肴にしながら、チビチビとやっていたつつましい一夜でした(笑)
って言いますか、今までも数々の伝説的バンドを自宅へ泊めているブッチャー氏ですが、外国人からすれば「カルチャーショック」となるこの屋敷こそが、海外では“伝説”として語り告がれているそうな(?)あくまで“噂”って事で。

@ちぇっそ@