ゴア報告

電線が多いからクレーン引っ掛けるんだ

えー、本日はちょっと関係各位に謝罪をば!
サクジツの小岩の打上げで、ブッチャーA氏から「これNO-REMORSEで貼っといて!」と渡されたポスター。来る9月に予定されている、「GORE OVER JAPAN!」スウェーデンからGENERAL SURGERYとUSAのIMPALEDを迎えてのジャパンツアーの告知用。
(ちなみにこちらが「GORE OVER JAPAN!」の詳細)
http://www.obliteration.jp/tour_site_index.html
これをですね、2枚頂いたのですが、「さて、どこの目立つ場所に貼ろうかなぁ!」なんて画策しながら、まだレジ横に放置しておいたときのことです。
ドアがガチャンと開き、「いらっしゃいませ〜!」と私が出迎えたのは、随分と背の高い外国人カップルでした。こちらのお二方、なにやら聴きなれぬ言語で話している模様。フランス語でもなければ、当然ロシア語とも違う。
はてさて、一体どこのお国の方からしら。と、彼らの行動を確認している内になんとなく予想が立って来たのです。
フィンランドのインペイルド・ナザレンのCDに異常に執着したり、そもそも今回の「GENERAL SURGERY & IMPALEDツアー」の“フライヤー”にもの凄く惹き付けられていたりと、どうやら北欧の出身者であることが見えて来ました。
するとおもむろに、男性の方が丸まった状態のポスターを広げ、いかにもしげしげと眺めているのでした。時には彼女に向けて見せて、するとその女性、「ああ・・。ジェネラル・サージェリィのォ〜・・」とでも言った感じで、やはり男性同様、そのポスターに異常なる関心を示したのです。
物欲しそうに見ていたその男性が、ついに口を開いたとき!
「コレ、イタダクコト、デキマスカ?」
カタコトの日本語で「ポスターを俺にくれ!」と言っています。
確かに、一瞬躊躇した私ですが、彼らにとってはこんな世界の果ての国で、自国(多分ね)のヒーローのツアーポスターに巡りあったのですから!そんなのが綺麗な状態で残っているのなら、当然欲しがるのも無理はない。
もちろんコレクターの心が分るワタクシでありましたから、ここは快く「オーケー!プレゼントだ、もってけ!」と一枚あげちゃいました。そんな素朴な二人に、思わず親心が出てしまったのでしょうかねぇ。
それはともかく、このことが何より日本での思い出になってくれればなあ!などと思うわけですよ。もちろん、その後お店には一枚、入り口ドアのところにデカデカと貼っておきましたからね!と言ったわけで、こんなところが事後報告ならぬゴア報告の顛末であったと言うわけにございます。
彼氏よ、どうか地元のメタル友達に自慢しまくってくれ!

@ちぇっそ@