小岩デスフェスト −その2−

でぇ、朝まで小岩でSTAR GAZERと共に飲み明かした私は、ギリギリガールズな時間で(古いネ)、15時からスタートする小岩デスフェストへ乗り込みました。えー、色んな記念がかぶさり、長い企画タイトルですね。(多少のマイナーチェンジはあるものの、なんだか昨日と同じで出しだな)
「Koiwa Death Fest.vol.21 Special 2 days 2006 - 2nd Day -」
「WARSTATE "Endless Confusion" Album CDレコ発」
「BODIES LAY BROKEN - Miserably Cremated Nippon Tour 2006」
STARGAZER - Occidentale Magick Japan Tour 2006」
ここまで来ると、もはや意識朦朧。あんましライヴの詳細は覚えていませんが、とりあえず当日の模様をご紹介!
1, BROB
久々のライヴとなった彼ら。昨日、ここのドラム氏から「新曲演るよ!」と聞きました。またしかし、その他に演奏する曲は初期ナンバー中心だとも言っていました。まあ、あまりBROBの曲を知らない私は、一体どれがどれだか判別がつかなかったのですが(すまん!:笑)、非常にストレートな楽曲群は、単純にカッコいいと言えるものばかりでした。一直線に突き進む演奏で、非常にBROBらしいライヴでしたね!
2,SEVEN MINUTES OF TORTURE
さて、今回一番の謎バンドでしたね!(笑)小岩デスフェスト主催のブラッドバス氏をヴォーカルに、もうひとりのヴォーカルは肉奴隷氏。それにベースを加え、そしてドラムにはCUNTS等で活躍するウッチー氏が座ると言うノイズユニットです。ステージ上、ところ狭しと貼られた“18禁ビラ”の数々。(昔アイドルの写真も含む)ステージを覆い隠すように、正面は「エロビラの“のれん”」と化していました。何やら「歌詞カード」らしきを観ながら絶叫する2人、「はてこれは、もしかして“ノイズ・ミュージカル”でも演じているのだろうか」そのように感じてしまった私です。ドラムの手数が徐々に多くなり、最後は爆音となり終了。恒例の客に突っ込んできたりすることはしませんでしたが、今日の出し物は中々良かったですよ!
3,REALIZED
あれ?今日はツインヴォーカルではないんですね。すいません、そこら辺の事情は良く把握してませんでした。後で話を聞いて判明したのですが、ギターのM氏はエフェクターを変えたらしく、その甲斐あってか今夜のREALIZEDは、非常にギターオリエンテッドサウンドになっていました。ロックテイスト溢れるグラインドが炸裂していました。もちろん、私にゃ真似できない、あの”カーカス・ブラスト“も最高でしたよ!(笑)
4,DxIxE
今日はここしばらくやっていなかった、かなり初期の曲を演奏したみたいっすね。言い感じで盛り上がっていましたねぇ。今夜はまた“タメ”が効いていたんじゃないですか?(笑)私のお気に入りの曲でも、最後の“キメ”がどっしり決まって「ヨッシャ!」って感じになりました(笑)
5,WOUND
以前より曲がスローダウンして、言い意味でロックっぽさが出てきましたねぇ。一直線に爆走するだけでなく、展開を持たせて楽曲にフックを付けています。その辺りのアレンジが実に上手い!さすが、音楽ヲタクのにしやんが率先するだけのことはありますね(笑)何気に懐の深さを感じさせるバンドです。
6,STARGAZER
私が観た3日間の中で、パフォーマンス的には今夜が一番良かったんじゃあないですかね?セットリストを変えたことが見事に功を奏していました。初っ端から繰り出される超絶技巧で聴衆を引き付けるだけ引き付けておいてから、来日記念盤の一曲目に収録されているインストナンバーでノックアウトですよ!良い位置にクライマックスを持ってきました。やっぱこの曲は名曲ですね!ベースも2本とも使用できましたし、確かにツアーの疲れはあったでしょうが、逆に体の力が抜けリラックスした演奏に見えました。特にドラム氏が舌を出したりしながら、もの凄く楽しそうにしていたのが印象的です(笑)
7,ARMENIA
いやぁ、実は昨夜一緒に飲んでいたのが、ARMENIAのドラムの方だとは知りませんでした(笑)独特なキャラで、独自の世界観を持ったお話には、半分寝ながら聞いていた私にもショックを与えるほどのものでした(爆!)彼らのライヴを見るのは、恐らくデヴューライヴ以来となるでしょうか。いやぁ、“突き抜けて”来ましたね!クラスティでありながら、ゴシック的な耽美さも感じさせる。醸し出されるスピード感は、決して演奏そのものの速度ではなく、“生”が消費され“死”へと転落するかのような、刹那的な焦燥感によるものではなかったでしょうか。音楽に浸って、思わず見入っちゃいましたよ!
8,GRUDGE
いやもう、“神”ですから、神!(笑)ここまで来るとホントもう、覚えてないっすよ!キレてないっすよォ!野蛮で密教的でアシッドでドランクン。ノリノリ大人気のGRUDGEライヴは大盛り上がりでしたよ!ここまで変わらないバンドってのも凄いっすね(笑)こんなにもっさりなバンドが、何故ここまで人に愛されるのかは、世界グラインド7不思議と言えるかも知れません、って失敬!(笑)
9,BODIES LAY BROKEN
えー、一言で言い表すなら、「ハガモト祭り」でした(爆!)「グラインドなんだから、お前らもっと馬鹿になれ!」と。バンドが発散する凄まじいエナジーの前に、聴衆は大爆笑の渦に包まれました。ハガモト氏のTシャツ6枚脱ぎは、恐らくグラインド史上の最高記録だと思われます(笑)最初ナパーム、中ナパーム。途中はなんだか分らんの出てきて、最後はカーカスで締め!もうね、アンタおかしいよ(笑)写真はひとバンドにつき3枚まで!と決めている(でもないが)私でしたが、彼がTシャツを脱ぐたびに「これは撮らなきゃ!」と、いちいちカメラを構える私がおりました。後で画像見たら、この日はハガモっちゃんだけ撮ってて他のメンバー撮るの忘れてたよ!
10,NOISE A GO GO! GBN
もはや慢心相違!午後3時よりスタートしたライヴも、5時間が経過しようとしているでしょうか。そりゃ疲れるわけです。でもここまで来たら最後のトーチャーまで、グラインドの爆音に身をゆだねようじゃありませんか!GBNのライヴは、ステッペンウルフのカヴァーを含んでロックテイスト満点!ビール片手に眺めるステージは、正にフェスティバル。こりゃ楽しい、楽しいっす!
11,WARSTATE
さあて、ラストはこの日がレコ発となる岡山のWARSTATE!ヴォーカル氏以外の新メンバーは、パンクテイストを感じるエネルギッシュな衝動に満ちていました。良いですね、彼ら!ヴォーカル氏のやさぐれっぷりも見事(笑)デスフェスト2デイズのラストを飾るに相応しい盛り上がりをもって終了!そんでもってCD買おうと思ったんですけど、連休でATMが止まっていたのでお金が卸せず。いつの間にか金欠になっていたので買えませんでした(笑)まあ、あとでウチのお店に入荷したときにでも買いますよ!

@ちぇっそ@