朝から暴飲するひとたち

ちぇっそ、FUKUDAに指示を飛ばす

今日の朝食は(最近この出だしばかりだな)、都営新宿駅から出て、地下通路のショッピングモール内ににあるラーメン屋へと入ってみました。
朝ラーメン塩味を注文。朝からラーメンかよ!と言うには及ばず、朝ラーメンと銘打ってあるだけあって、上品でお腹に優しそうなスープが爽やかな印象を与える味でした。ま、普通でしたけどね(笑)奇をてらってないので、飽きの来ない風味ってことで!
ところで、注文の出てくるまでのあいだ、私の目の前では中生のジョッキにビールが注がれていました。その時の時刻は11時前。「ちょっと一杯」とやるにしても、随分早い時間でありますね。
もしかしたら、夜勤明けの深夜労働者が寝酒にひと口!ってところだったのかも知れませんが、こりゃまた結構な豪快さんだなぁ、と思った次第。しかしこの後、私は再び思わぬところで第二の豪快さんと遭遇することになりました。
お店へ行く途中で買い物を思い出した私は、近くのコンビニへ寄りました。お目当ての品物を手にし、レジへと並んだ私の前には、こちらも朝から一杯やろうと言うのか、今度はポン酒のワンカップなぞを掴んだサラリーマンの老紳士がおりました。
小柄でいかにもチャキチャキそうなそのおじさん。中々にキャラクターのありそうな、愛嬌を感じさせる初老の男性です。
「もうすぐ昼だし、近くの公園でチビチビやりながら、午後のお仕事に向けて景気を付けるつもりかな?」
私はてっきりそのように予想していました。ところが私が会計を済まし、コンビニの外へと出たとき、何やら見覚えのある後姿を発見したのです。
そうです、先ほどのおじさんです。なんとその男性、早速プルトップを開け腰に手をあてがって、まるで“風呂上りに牛乳でも飲む”かのように、日本酒をグビグビやっているのです!
「ウォ!?なんだコイツ!」
私がそう思ったのも無理ありません。驚くことにそのおじさん、あっと言う間にワンカップを一気飲みしてしまったではありませんか!
私がおじさんの後へ続いて外へ出たのだって、たかだか十数秒違いですよ。そんな短時間にカップを開けてしまうなんて、こりゃまたなんとも凄まじい酒豪でありましょうか!
「ウィ〜。ヨッシャ!」
ってな顔つきになったおじさんは、至ってかくしゃくたる足取りで歩き去って行きました。
スゲェなぁ。狂ってるなぁ、都会って!そう思った今日の一日の始まりでした。

@ちぇっそ@