COCK AND BALL TORTURE JAPAN TOUR

小岩の画像ですがね

本日はコックアンドボールトーチャー(以下、CBT)の来日公演を観に行って来ました!場所は高円寺20000V、ポルノグラインド界のニューカマー(?)、MANKO LOVER主催による、東西変態グラインド対決です!
トップバッターはBUTHER ABC!近頃とみに怪しさを増してきた我らが肉屋!(失敬!)ブッチャーA氏が見せる不敵な笑みがまたカルト(笑)今後、根本敬好みの“イイ顔”したオヤジになる日も近い!?Steveの「モグモグ」ヴォーカルも冴え渡り、分厚い音像で迫る肉屋!オープニングのイントロでは、ブラックサバスをチラリズム。多分、IRON MANだったかな?最近トップバッターで見かけることの多い彼らですが、もしかして、史上最強のオープニングアクトを狙っているのでしょうか?途中、「ブッチャー!」の掛け声も決まって、今夜の肉屋も出血大サービスでした!
続いて登場したのはDISCONFORMITY!今日の彼らはキラーでした!デスメタル本来のブルタリティと、仰々しいまでのスケール感があり、特にオープニングの展開など、白熱灯に浮かび上がる彼らのシルエットには、どこか神々しさを湛える貫禄すらありました。盛り上がりも半端ではなく、高ぶる気持ちを抑えきれない聴衆が巻き起こす、モッシュの荒波の止むことがありません。特にブロンドの外国人が凄かったです(笑)彼の動きを見ているだけでかなり笑えました。とにかく圧倒的なインパクトを投げつけて、彼らの演奏は終了したのです。本当に凄いことになってますねぇ。機会があれば、是非ライヴを体験して欲しいバンドです!
3番手は、本ツアーの企画者であるMANKO LOVER!生身のドラムが加入してからは初めて見ます。マニヤ垂涎の全身タイツに、紙おむつ(大人用)を着用するスタイルは相変わらず。演奏はタイト、しかし全体的に変態性漂うステージは知性のかけらすら排除。MCでは、みんなに「manko!」と叫ばせ大いに盛り上がり、ステージ途中では紙おむつを脱衣!「ちんちんぶらぶら」な状態で、何度もステージからダイヴしておりました!思ったよりウケてたんじゃないでしょうかね?(笑)それよりも、客席フロア脇のベンチに登って、「バンド名、MANKOなのに出てくるのはchinko!?」、仮性包茎気味の「ニャンニャン君」を、潤んだ瞳で愛しそうに見つめていた女の子が気になりました!オソマツ!
そして復活!大阪が誇る伝説のグラインドバンド、BATHTAB SHITTER登場!ステージ後方には「BATHTAB SHITTER」を象形文字風に(?)デザインした、かの有名なバックドロップが掲げられています。これを見せれば、さっきまで号泣していたジャリンコですら、即刻泣き止むこと必死!恐ろしげな瘴気を放っているよう。一種独特なヴォーカル氏の動き、強烈に破壊力のあるバスドラのインパクト。唯我独尊の音世界を作り上げておりました。正に「カルト」とは、彼らを指して言う言葉ではないでしょうか。興味深いステージ。これからの活動にも、俄然注目が集まりますね!
さてさて、そして本日ラストはCOCK AND BALL TORTURE!果たして、いかなるパフォーマンスを見せてくれるのか。衆目の凄まじいまでの期待の中、遂にそのヴェールが切って落とされます!
彼ら目当てで集まった、好き者のファンたちはかなりの盛り上がりを見せていました。しかし正直、私を含め“古い人間”達からすると、いささか期待はずれな部分があったことは否めません。もっとこう、「スッパッ!スッパッ!スッパッ!スッパッ!」と言った感じの、タテノリに近いスラッシュビートを想像していた私など、思いのほかモダンなグルーヴで、“音数の少ないブルデス”と言った印象のステージに、困惑を隠せないところがありました。「まあでも、縁起ものだからなぁ(なんだそりゃ)」と言ったことで自らを納得させ、オリンピックの精神で(参加することに意義がある!)今日のこの日を終えました。
一緒に打上げに参加したのですが、とっても真面目なドイツ人と言った感じで、人間的な印象はすこぶる良いです。(笑)いやあ、しかし。ライヴがなぁ、ライヴがなぁ!珍しく辛口で批評してしまいましたが、そこれもこれも、色んな意味で期待が高いバンドだったからに他なりません。
しかし、そんな残念至極だった私の気持ちを、この後の小岩で覆されることになろうとは!?続きは後ほど!

@ちぇっそ@