学級閉鎖

峰をゆくもののけの影

今日、会社へ来てみたら派遣の女子連が軒並みお休み。昨日は一人、当日の電話で体調不良を伝えてきました。どうやらインフルエンザにやられたらしいのですが、私がネットで調べたらところではやはり、治癒には絶対安静が必要だそうで。もっとも無理して会社へ来ても、他の人に感染する恐れがありますので、そこら辺は自主規制を敷いて、しばらくお休みすると言うことでした。
そうしたら今日になって、まるで思い出したかのように、バタバタと他の女の子たちまで撃沈していったと言う次第。その中には、なんと憧れのミキティまでもが悪性ウィルスの餌食に!
寂しいなあ。今年流行っているのは「ソ連A型」ですか?さしものソ連贔屓の私でも、今度ばかりは許しちゃおけねぇ!そんな「赤の手下」なぞ、この私がミキティの唇に「チュッチュチュー!」で、撃退してくれるわ!そんな麗しのアナタ専用のワクチンになりたい!ついでに“恋の特効薬”にも!
なんて淫らな妄想渦巻く、31の春でした。
ついでに、とんちんかん・・・。あ、違った。ついでに言っておくと、私の可愛い助手もまだ帰国しておりません。前にも言いましたが、ハワイで挙式を上げるお兄さんの結婚式へと行ってしまったからです。
だから今日はホントに、綺麗どころが一人もいません。ときたまやってくるのは、まるっきしピグモンみたいな40過ぎのおばちゃんです。最近、だいぶ上層部から叩かれたせいか、相当にやさぐれて来ています。元来、天然キャラであったおばちゃんですが、以前にも増して厳しいカウンターを入れてきてくれます。
「え〜!?ちぇっそクン、まだアレ処理してなかったの!」
ってねぇ。そんな話、“たった今”聞いたわ!
こないだの大雪の日も、自分から「休日出勤する」と言っておきながらリップオフし、「なぜ来ないんだ!」と他の社員から叱責された後、何故か不必要に私へと電話を繋がせて、この私に向かって八つ当たりをしてくると言う始末。
電話の内容ですって?そんなもん、なんにも中身が“無いよう!”ですから。
「ちぇっそクン!?ちゃんと処理進んでるの!」
「(ああ、始まったよコイツ)はいはい、問題ないですよ・・・」
「“はいはい”じゃないってば!」
「(エェ、怒られた!?しゃくだから、わざと“システムエラー”出してやろうかな・・・)」
と言った具合。
目の保養になるようなマドンナもおらず、こんな寂れた人種しかいない事務所なら、さっさと学級閉鎖してお家に帰りましょうよ。

@ちぇっそ@