メタル小話

ワルってのは俺のことを言うのさ

【良いスレイヤー、悪いスレイヤー、普通のスレイヤーの巻】
〜良いスレイヤー〜
「ズドドド、ズドドド!エンジェルォオ、ヂェ〜フオァッ!!!」
(キッズの声)「ウオオオ〜!スレイヤーキターーー!!!やっぱ最高だぜ、エンジェルオブデスは!スレイヤーって、“スゲイやーーー!!!”」
〜悪いスレイヤー〜
(キング)「よお、オヤジ!ハンバーガーを頼む!」
(店のオヤジ)「・・・ガサガサ、ストンストン、ジュ〜」
(キング)「・・・“キャベツ抜きでな!”」
〜普通のスレイヤー〜
(キング)「やあ、ジェフ!待たせたな!どうした、そんな青ざめた顔しやがって?そうか、昨日の晩も女とヤりまくったんだな!どうだ、俺は察しがいいだろ!」
(ジェフ)「・・・」
(キング)「それよりもよう、今日はここへ来る途中でよ、若い野郎どもが道いっぱいになって、俺様の行く手を塞いでやがったんだ。あんまりムカツクからよう、ちょうど今、6人ばかりぶっ殺してきたところだ!なあ、ジェフ!アイツのビビった顔ったらなかったぜ!俺がヤツラの金玉をひねり潰してやったらよォ、『助けて、ママー!』なんて叫んでるんだぜ!ありゃ、傑作だったよ!お前にも見せてやりたかったぜ!ブァッハッハ!」
(ジェフ)「・・・バタン!」
(キング)「おい!ジェフ!どうしたんだ、ジェフ!しっかりするんだ!ひっくり返ってしろ目向いてる場合じゃねぇ!起きろ、ジェフ!」
さぁて、私のヴェリーナイスなアメリカンジョークも決まったところで、いよいよ本題と行きたいところですが、今日は少しいろいろと考えなくちゃならないことが山積で、一日の出来事を事細かにご紹介して行くにはお時間が足りません。
今日達成した一番大切なことをだけ、簡単にご説明致しますと、昨年末から読み継いで来たドストエフスキー氏の「白痴」を、遂に読み終わったという事でしょうか。上下2巻の大部な著。約一月ほども掛かって読了致しました。
人物相関図、または入り組んだ物語の把握に手間が掛かるのは事実でありますが、一旦ドストE氏の魔術にハマってしまえば、それはそれはページをめくる手が追いつかず、巻置くあたわずといった体でございましょう。
でぇ〜、その結末やいかに!などと思いましたら、なんと先ほど読み終えたばかりのエンディングを、こともあろうに忘れてしまったではありませんか!と、思いきや!なんとまだ最後の数ページを残し、読み終わっていないことが発覚!これはとんだ失礼をば。
もうちょっとなので、これからがんばって読み通します。明日からは何読もうかなぁ!って言うか、積読が凄くて一体どれから手を付けて良いか分かりません。ホントは新刊が読みたいのだけれどね!セルゲイ・ルキヤネンコのとか。
ちなみに好評であれば、次回に待ち受けるは「良いフロットサムアンドジェットサム、悪いフロットサムアンドジェットサム、普通のフロットサムアンドジェットサム」をお送りしようと思います。チャオ!

@ちぇっそ@