年越し苦労

夜景の観覧車、ホームから眺める

本日はまた、昨日に引き続き忙しい一日でした。大口データなどを処理しながら、通常業務をこなしている私。幸いにして、顧客からのクレーム電話がほとんどなかったことが救いでした。
助手もおらず、何か不足の事態が生じれば、すぐさま崩れ去るであろう微妙なバランスの中での業務。テンションは上げすぎず、しかしテンポの良い手際を心得て、コンスタントに動き回って、常に業務を滞らせないように。
「結構上手くやってるじゃん、俺」と思っていたワタクシ。あと数時間で定時まで漕ぎ着ける。残業は免れないが、それでもひと段落つけば、もう少し余裕を持って残りの仕事をこなせそうだ。そう思った次の瞬間でした。クライアントから舞い込んだ一本の電話。
「今回お願いしていたキャンペーンの商品、ひとつだけ製造が間に合わなくて納品できません!なので、今回のデータからは外して出荷してください!」
言うは易し、行うは難し。既に明日からの作業に備え、何千枚と言う伝票は出力され、作業のし易いように分類し、現場へと受け渡されていたのです。しかもその現場は、ここより車で1時間ほど離れた別の事業所。
「あ〜あ、始まったよ。年明け一発目の問題発生だ!」
伝票に印刷された商品が変わってしまうのです。それらはもちろん全て出し直し、そして明日の作業に間に合うように、宅配便をチャーターして今夜中に届けなければいけないという状況になってしまったのです。
これって、昨年末から依頼のあった件ですよ。それを、こちらがわざわざ「年明けからバタつかないように」と、事前準備を万端にしてきたと言うのに、このクライントの一言でなし崩し。これじゃ全く、仕事の意味がないってもんです。
まあ、その分、迷惑料と行きませんが、掛かった費用をきちんと請求に乗せてしまえば良いのですが、それでも、手間ひまかけてそれを台無しにされたのでは、やはりこちらのモチベーションが上がらないってもんですよね。
営業レベルの連中なら気にもしないでしょうが(「どうせお金取るんだから」って言うに決まってる)、実際の作業現場から見たら、それはもう、ってねぇ!
そんなこんなで、途中からてんてこ舞い・・・、になりそうな寸でのところでキープしながら、なんとか崩壊を免れ、定時を過ぎた辺りから、バタバタしてる間にすっぽかしてしまった業務はないかと確認し、やっとこさ任務を遂行しきったと言うわけです。
何がやりたいのか、このクライアント。お陰で、会社で用意された派遣/パートの新年会に参加できずに終りました。もっとも、端から体調も優れないところなのですが。
こんな状態で、明日のライヴ大丈夫かね。年始から酒も飲んでませんよ。(いや、ちょっと飲んだが)
楽しいことに最後まで参加しないと気が済まない、生粋のイギリス人仕込みの気質ですからねぇ、ワタシは!そりゃ、朝まで行きたいのこと!(ちょっと大塚っぽい言い回しだな)

@ちぇっそ@