慰労会に行こうかい?

寂れた駅の肖像

え〜本日は、私の担当する業務が、予想だにせず今期の収益を上げたとのことで、社長からのご褒美として、関係各位参加で慰労会が開かれることになったのです。舞台は「カニ!」そんじょそこらの居酒屋などでは味わえぬ、格式高い割烹店にて開催された懇談会へ、無料の呼び声を聞いて参加しない者がどこにいるでしょうか!
昼は昼でシステム担当者が、私が関わっている実務の段階で一体どのようなことが為されているのか知りたいと、業務の打ち合わせを兼ねて昼食を共にしました。てっきりコンビニで飯を買って、どこか公園で食いながら話をするのかと思った私でした。
ところが、実は近所にレストランがあり、そこでシステム担当の奢りでバイキングをご馳走になるというサプライズがあったのです。しかし、先走った私は既にコンビニ飯を買っており、ここで思わぬ誤算が生じた次第。なんだ、知らなかったよ。こんな辺鄙なところに食堂があろうとは!まあ、これは明日の朝飯にでもしますよ。なんだか、得をしたのか損をしたのか、ワケのわからない状況になっておりました。
それはともかく、夜の宴では御膳に置かれたカニ一杯を、まるまる一人が独占できると言う贅沢が待ち受けていたのです。そりゃもう、ミソからハサミから、余すところなく濃厚な潮の香りを堪能いたしましたよ!でも適うなら、甲羅に味噌汁でも注いで、カニ味噌風味の一杯などをもたしなんでみたかったところ。
まあ、それは差し引いても、刺身やてんぷら、締めのカニ炊き込みご飯やとろろ昆布の吸い物などを頂くことが出来、次から次へと現れる海産物の贅沢に、思わず“踊りながら食いたく”なってしまったワタクシでございます!酒もたらふく飲み、会社の会合とは言え、かなり楽しい飲み会であったことをここに記しておきます。
なかなかこう言った、本格的なサラリーマン飲み会に参加することのなかった私ですが、この会社に限っては、何故かそれほど身構えることなく、割合にざっくばらんと上級幹部連と打ち解けることが出来たでしょうか。
それでも当然、時節をわきまえた、いち社会人としての分別をも要求される立場を強いられたのは言うまでもありません。いや、むしろそういう私の自尊心こそが、私自身をつまらない人間として認識させるマイナス点であるかも知れないのですが!
こう言う場所で得られる情報にも、重大な意味があるでしょう。会社内部の事情を把握するに充分な、とても貴重なデータが収集できたと自負します。但し、相当に酔っ払ったので、その大部分を失念してしまったと言う、本末転倒な事態であることは否めませんがね!ま、雰囲気だけつかめればよし!ってことですよ。
実は社長も来ていたのですが、全くそのような無駄な緊張感もなく、上下入り乱れての(?)談合が繰り返されておりました。もっとも我が社の社長は、42歳にしてその資産を受け継いだ若き御曹司。実際、見た目も随分と若いので、まるで大学生のように見えます。思わず、どこぞのサークルにやって来たかの印象を与えるものがありました。こう言う雰囲気ならば、今後このような会合にじゃんじゃんと参加して行きたいと思った、ワタクシことミスターボンビー浪人です!
明日は飲み会第2弾。私が直属する部署の、忘年会が控えております。実は、世話になった上司の送別会も兼ねているため、最期の顔向けとして、もちろん参加させて頂く所存にございます。
身銭を切ってでも、こちらの上司には有終の花むけを贈りたいところ。って言うか、実際に今日の夕方、その会合の参加費を徴収されたのですがね!お金が無いので、今週は光熱費代払えません!明日の昼飯は、カップめん一個で我慢しましょうか!

@ちぇっそ@