のんべり休日

浜名湖の湖岸にかかる木々

今週末は久々、練習もなしライヴもなし、何もなし!と言う、非常にゆっくりとした時間を過ごせた休日となりました。いやホント、またにこう言う日でもないとリフレッシュできませんよ。とは言いつつ、かなりの執筆量をこなしていたのですが。それとて、負担となるよりはむしろ爽快に、筆を楽しむ充実感に溢れたものがありました。
土曜は朝から飲み通し。と言っても、前後不覚になるほど酩酊していたわけではありません。喉が渇いたらビールを飲む。と行った具合に、まるでイタリアでブランチを過ごすかのように、ごく自然な感じでお酒をたしなんでいたのであります。(なんじゃそりゃ)
夕方には、割引券をもらっていたお好み焼き屋に初見参。本格大阪仕込みの逸品と言う謳い文句。店内はレトロな昭和モダン風で、埃のたかったトタンやブリキの看板などを駆使して、キッチュな時代空間を演出していました。
カウンターに通された私、目の前の鉄板で調理する職人。豚肉やら焼きそばやらが飛び交い、それがそのまま私の目の前に差し出されます。熱々の鉄板の上から、ヘラを使って直接ちぎり取ってほお張る私。正直、初めてのお店だと、少し緊張などして味など分からないもの。従って、その良し悪しの程は判断できませんでしたが、縁日気取りの一杯飲みにはなかなか雰囲気のある風情でありました。
今日も今日で、昼はてん屋で適当にいなしましたが、夕飯には普段使わない惣菜屋でタイムサービスなどを利用。こうして庶民的なところを開拓して行くのも、地元ならではの楽しみでありましょうか。
羊肉(かなぁ)のハンバーグがのったトルコ風ご飯に、ロールチキン野菜巻き。そしてバジルのチョリソーなどをしたためます。おっと、これじゃ量が多すぎましたね。タイムサービスだけに、思わず奮発してしまうのは、商魂たくましいお店の計略に見事引っ掛かってしまった証拠です!
あらゆる種類の肉が出揃い、それこそ「豚!トリ!ラム!ネバー!(メタリカのノリで)」“ネバー”が何の肉であるかは私の知るところではありませんが(ってか単に語呂合わせだ!)、食いたいもんを食ってなかなかご満悦のワタクシ。
昼間は、近所など迷惑顧みず、思わず自作曲を熱唱する一場面も(!)空き時間には、映画監督アレクサンドル・ソクーロフに関する大部な書をパラパラとめくってみたり。数週間振りに何かリフレッシュできた気分になりました。もちろん、やりたいことは他にも目白押しなのですがね。
ま、あまりあくせくしても、必ずしも充実した時間が過ごせるわけではありませんから!スローライフで行きましょう、スローライフで!

@ちぇっそ@