ニコニコ小銭稼ぎ

ザッツ労働者〜その背中〜

帰宅は午前12時!もちろん、今日もバリバリ残業して来ましたよ!朝から大口キャンペーンの処理。しかも更にこの期に控える、新たなるキャンペーンも控えているのです。わかっちゃいたけど、さすがにこう心労多い業務の連続とあっては、さしもの私も心身ともに消耗してしまうというもの。
しかも、私の上を行く仕事の鬼であるSE担当が(ってか実は仕事が出来ないから残業が増えてるだけなんじゃないのか?)、「あたし、これ作ったけど、自信がないからちぇっそクンチェックしといてくれない?」
え、え〜・・・。いいッスけど、このプリント用紙は一体ナンですか?エクセルは?テキストは?こんな“アナログデータ”もらってどうしてチェックなど・・・。
「もしかして、“目検”(つまり頭蓋骨に空いた2個の穴ぼこを利用して検査するの意)ですか?」
そんなことを言いながら、実はちゃんと“データ”(こちらはデジタルデータの事)を用意してあるんじゃあ・・・(笑)。なんて冗談半分で聞いてみれば、「そうだよ」と、真顔で応える冷酷無比なSEのおばちゃんでした。
出力された伝票、約800枚強×2回。全て私が電卓片手に計算しましたさ!あのねぇ、こんなのチェックじゃないですよ。例え私が間違ったとしても、責任は一切負わない。こんなザルみたいな仕事を押し付けた、アンタが全ての尻を拭え!
ここまでのフォーマットを作成しておきながら、それの元になったデータが無いなどとは言わせない!ただ自分が、それを一覧表へと還元するのがめんどくさかったと言うのが見え見えであります。いかなる事故が発覚しても知ったこっちゃない、おざなりにチェックしてやりました。当然の報いです!(実際この後、危く水際で堰き止めることが出来た、微妙ながら重大なデータ加工ミスが発見されるのですが)
“私の業務”が終了したのが午後10時半。まだ居残って終電まで作業する社員が一人。そして午後9時に一旦帰宅し、再び会社へと舞い戻る主担当社員が“帰社”するのが、なんと午前1時の予定と言う、素晴らしき労働人生!(更に予定がずれ、「4時に戻るから!」と言ったその上司だが、一体、そんな時間に起きて来れるとでも言うのかね)これって、年間の有給休暇の日数が70日もあると言う、ロシアの就労情況からしてみると、全くもって常識はずれな事態となっているのです。
シベリヤのラーゲリ強制収容所)よか酷いですよ、就労時間だけを考慮に入れれば、これ、間違いないです。
「やった、今月の残業時間少ないぞ!先々月から換算して160時間、100時間、70時間。残業が半分になって体が快適だ!」
なんて言っている時点で、おかしなことになっていますよね。アンタ、そんなんじゃ死にますよ。間違いなく、死にますって。
夜中の11時に、真っ直ぐな路線なのに乗り継がなくてはならない私は、次の電車来るまで20分待ち。こんなクソみたいな路線とまともに付き合ってられないので、一旦改札外へとエスケープし、コンビニで夜食を交えます。
寒風吹きすさぶ寒空の中、焼酎を一杯引っ掛けながらサンドイッチをほお張る私。ここ最近、ロクな物食ってません。このままじゃ、俺も死ぬな。

@ちぇっそ@