オール・システムズ・ダウン

「オール・システムズ・ゴー」はヴィニー・ヴィンセント・インベイションのアルバムでしたね。はい、最近更新さぼり気味のわたくし、ちぇっそでございます!
いやしかしですね、とにかくとても忙しいのですよ。と言っても、忙しいのは専ら音楽を聴いているからなんですけどね。近頃なかったくらい、若かりし頃の衝動を思い出すかのように聴きまくっているのです。お蔭で日記を更新する間もなく、気が付きゃあ、寝るのも忘れて明け方4時、5時までネットのmp3をダウンロードする毎日。
え?そんなに真剣に何を聴いているかですって。そりゃ決まってるでしょ、「ロシアンメタル」ですよロシアン・メ・タ・ル!ホントにね、最高ですよ。アーリヤ最高!ロシアンメタルの勇、伝説的な白夜の鋼鉄神です。
アクセプトの「ロシアンルーレット」はロシアンメタルにならないのかですって?なるわけないじゃないですか!そりゃとんだ誤解(誰もしてないか)、いくらなんでも(別に“イクラ(魚卵)”に掛けているわけではない)“ロシア”と言う単語が入ったからって、闇雲に飛びつくような真似だけは決してしていません。
おっと、そう言えば、なんとこのロシヤの国民的メタルバンドの9thアルバムには、本当にウド・ダークシュナイダーが参加しているのです。ヘヴィでドラマチックな楽曲は、正に“漢ウド”を象徴するかの力強さに満ちています。
そんな名曲で、なんとゲルマンのメタルゴッドがロシア語で吼えているではありませんか!これは必聴です!対ソ連戦で手痛い敗北を喫したナチ軍は、ともすれば現代にまでその敵対心を露にするところではありませんか。(んなこたないか)しかし、「昨日の敵は今日の友!」ウド選手はものの見事な歌唱で、北の戦士たちとの同盟を結んだのであります!
にしても、やはり世界の一流は“耳”の良さが違う!ウド選手のロシア語は実に達者なもの。まるでアーリヤの専属ヴォーカル氏と遜色のないロシア語を聞いていると、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいます!やったぜ、ウド!あんたも最高だ!(でもいつの間に“選手”になってるんだ?本場ボリショイ仕込みの曲芸で、スコーピオンズの組体操越えでも狙おうってのか。あ、すいません。私の独り言でぇ・・・)
と言うわけで、えらく前置きが長くなってしまい、申し訳“アーリヤ”ません。(またロシアか、クソッ!)私が言いたかったのは、今日の仕事がとっても酷かったと言うことなのです。
先週の土曜日、会社で点検か何かが入るというので一時停電となりました。もちろん、基本的に土日は休みなので、臨時の対応でもなければ業務に支障を来たすことはありません。ところが、週の明けた本日の朝一から、とんでもない事態となっていることが発覚!
「システムズ・ダーウン!」
一体何が原因かは分からず。他の業務でも多少の影響は見受けられたものの、もろにそれを喰らったのは何を隠そう、わたくしの業務であります!パソコンを立ち上げる前の時点で、
「いま復旧してるところだから、処理用のアプリケーションには触らないように!」
と、SE担当者から伝令が入ります。
どうやら、共有ネットワークのサーバーがぶっ飛んだらしく、処理のプログラムが存在するファイルにアクセスできないようなのです。要するにデータを取り込んだとしても、「その処理は不正です」とか、「プログラムファイルが存在しません」と言ったエラーになってしまい、全く処理できない状態なのです。
まあ、そこら辺の推移などお話してもつまらないので、これ以上は触れることはしませんが、この後、事態は更なる不具合と言うか、不可思議な現象を巻き起こして、複雑怪奇な迷宮へと我々を誘ってくれるのでありました。
私は過去ファイルで確認したいことがあったので、保存したデータを閲覧しに行きました。そうしたら、どこかで見た事のあるフォルダが複数存在しているではありませんか。「いつの間に作ったんだ?」と怪訝に思い中身を確認したところ、その実態は空っぽのフォルダでありました。
「もしかして、過去のデータが消失したのか?!」と慌てた私は、とりあえずいつものデータ保存先にアクセスしてみました。そうしたらなんと、そこにはきちんと元のファイルがあるではないですか!データがダブったのかとも思いましたが、そうでもない。こんな空のフォルダが勝手に出現するなど不可解の極み。
「幽霊フォルダだ!」
と、一介の都市伝説になぞらえて、思わず小さく叫んでしまった私であります。よく見ると、そこかしこに例の「幽霊フォルダ」が点在してる模様。これは・・・、ちょっと常識では考えられない事態に進展しそうな予感。
結局、「処理しちゃダメ」と言うのが、「共有サーバーにアクセスしちゃダメ!」と言うところまで事態は深刻さを増して行きました。「あのぉ〜、一体いつ復旧するんですか?」なんて心配を鼻でせせら笑うかの如く、事実上の復旧未定勧告が発令されるに至ったわけです!実は土曜の停電通過後にこのことが発覚しており、その間、休日返上で復旧に費やした苦労は水の泡。月曜の時点で身動き取れず!と言う状況に陥ってしまったのでした。
あのですねぇ、今時たかが停電くらいでこんなことになりますかね。様々なバックアップ機能も装備し、IT時代のあらゆる不測に対応できるシステムじゃなかったんでしょうか。本当に運が悪かったのか、それともシステムの脆さを露呈したと言いましょうか、改めて我が社の脆弱なシステムの一旦を垣間見た本日の大事件でした。
なんとか午後からは復旧しましたが、仕事の溜まっている週明けにこの有様では、とても順風満帆とは行きませんよ、いくら私が電光石火のキーボード捌きを見せたとしてもね!とまあ、これはまだ序の口。
復旧の見込みの立たない間、暇を持て余したわたしは・・・、なんてそんな贅沢を許しませんでした、神は!
朝来てみたら、私の担当業務には、私以外の誰者をも出勤していません!二人いる上司の内、一人は社内で実施しているボランティア業務の為、午前休み。一人は別件で別の作業現場へ直行して外出中。そして、私の補佐である派遣のおばちゃんに至っては当日欠勤。(もっとも居ても足手まといになるだけの存在だが)公私共に“ロンリーマン”となった私に、早速降りかかる厄災の洗礼!
「ちぇっそさん、運送屋が荷物を引き取りに来たらしいけど、何か聞いてる?」
ハイ、聞いてませーん!即答した私は、(ああ、どーせ暇ですから)搬入口まで行ってドライバーに直接確認。
「“これを持って来い”って言われて来たんですけど」
やっぱりそんな事は聞いてない。まあ、この会社では恒例のことなのですが、せめて一言でも言ってくれれば良いのに、何も言わずに自分だけが知っていれば良い!なんて状態で仕事を進めるもんだから、何かあった時に誰も対応できない。まあこれは、私が適当に対応している“振り”をしている間に、担当社員が戻って来たので後はお任せ。当たり前だ、誰がまともに相手するかってんだ、バカヤロー!(もちろん、罪があるのはドライバーではない)
その後は、暇を持て余した私に神の恵みか、度重なるクレーム電話の雨あられ
私が電話に出る、その間に別の電話が鳴る。取る人がいないので、別業務の人が出てくれる。私はクレーム対応が終り、別業務の人が取ってくれた電話を引き継ぐ。するとまた電話が鳴る、別の人が取って伝言を承る。そして先ほどの電話が終った私に、そのメモが手渡される。
この繰り返しが延々3時間以上展開したわけです。信じられますか?一人舞台ですよ、工事現場用語で言うなら、「一人片側交互通行」ですよ!朝の交通渋滞時に、駅前の交差点で一人、片側交互通行を敢行するかの雄姿がそこに見られたことでしょう。
私が三ヶ月だけいた警備会社には、そんな猛者たちがたくさんいました。私も師匠に習いました。
「昼飯食ってくるから、一人でやっといて。コツはね(コツを教えてくれるナイスガイだ!)、誘導棒(赤く光るアレ)を“2本”使うことだ。要は、誰にでも分かればいいのさ!」
警備マニュアルに則ったことをしていても、誰も言うことは聞いてくれない。あくまで“普遍的に”、誰でも理解できるジェスチャーによって表現することが、もっとも重要である。専門家か、それを齧ったことのある人でなければ理解できないような抽象的なものでは意味を成さない。
「こっち来ちゃ、ダメェ!」
と、“バッテンの形”にした誘導棒に、誰しもが理解を示してくれました!(でも、あんましコツじゃねーな)
これなら、買い物帰りの主婦でもアンポンタンな小学生でも分かります。「誰でも止まる、誰でも止められる」、その伝説の一端に触れる、貴重な体験をした時期でありました!(逆にインテリはこの分かり易さに衝撃を受けて止まってくれる、これホント)
どうやらシベリヤ鉄道をノボシビルスクの辺りで脱線して(ウラジオストクから乗ったにしては早いな)しまったようなので話題修正。
クレーム処理の話でしたっけ?そうです、しかし私は落ち着いたもの。こう言ったトラブル期にこそ威力を発揮するのが私の良いところ。と言うか、むしろそんな“イベント事”を楽しむ私がそこにおり、自分に過失の無い分、普段よりハイテンションでクレームの嵐を潜り抜けて行きます。
やべぇ、カッコいいわ。俺って。そんな勘違いも交え、電話応対は更なる難局へと私を貶めるのです。
「すいませんが、どうしても必要なので、この商品、“今日届けて”くれませんか」
「私も!」
と言った具合に、無理難題を押し付けるセレブな淑女たち2名。あのねぇ、ウチはホントはそういうの応対してないんだけどねぇ。仕方ねェなぁ。下層階級の苦労もへったくれも知らねぇ、南青山くんだりに出勤しているケツの穴の緩いセレブ共め!まあ、いいさ。せいぜいこっちの人の良さにつけ込んで“ナマ”言ってりゃイイのさ!
ああ、送ってやりましたさ!私の精液たっぷり染み込ませてね!(してねーよ)まあそんあ臨時対応にも、ニコニコ現金笑顔で応対する私でしたとさ!その代わり、今度一発やらせよろ!ゼッタイだかんな!あーしてこーして、あーしてこーして!!!(いかん、夢想が過ぎるッ?!)
午後も午後で、それまで溜まっってしまった処理を片っ端からやっつける作業に追われ、気が付きゃいつの間にか残業へと突入。もちろん全ての段取りが順調に進むはずも無く、内外からの(相変わらず貧弱なSE共の戯言にはうんざり!)干渉をもろともせず、至って平静を装って任務遂行する私の姿がそこにはありました。
いやしかし、さすがに精神的に疲労が蓄積したのか後半はバテ気味。既に集中力の欠いた私は、気を抜くといつの間にやら放心状態へと陥っています。まあ、過去にもこのような経験はありますから、こうなったら無理強いはせず、体調の赴くままに力を抜いて励むべしです。かろうじて翌日に回しても支障のない範囲だったから良かった、ってのもありますが。
それにしても今日は良く頑張った。それもこれも、職場のアイドル“ミキティ”のお陰であります!
密かに想い巡らす麗しの貴女。黒のタイトミニが腰に巻き付き、ラメ輝くパンティストッキイングが、そのふくらはぎから太ももをラッピングしている。ピンヒールのロングブーツは“なめし”の質感滑らかに、先鋭的なつま先へ至る美曲線を演出している。
思わずかぶりつきたくなるような臀部に思いを馳せ、砂漠のオアシスの如き潤いに満ちた、恵みの陰部へと手をかざしてみたくなる。ああ、ここは憧れのバビロニア。砂漠の民の憩いのユートピア
などと、ほとんどセクハラに近い擬似恋愛感情などをもとに、疲れきった私にとって、活力の源になってくれたミキティその貴女(ひと)に感謝する次第であります。果たして、そのお色気は一体誰のためにアッピールされたものなのか。少なくとも、お金も人間性もない私でないことは明らかか。
しかし罪の無い妄想によって、私の右脳の中だけで、彼女を陵辱する権利だけは存在するのではないだろうか。もしか、それすらも禁じられてしまったら、私にはこの世を生き抜く為の、一体いかなる価値が見出せると言うものでありましょうか!
彼女の為なら頑張れる、彼女の為に頑張れる!自己犠牲の精神を満足感へと昇華させる、そんな神秘なるアルゴリズム。今日のあなたの姿を抱いて眠りたい。その身はここへ無くとも、例えその手に触れたことはなくとも、私には感ずる。貴女の果てしなき肉感を!
途絶えることのないオルガスムスの中で、私は叫ぶであろう!
「恍惚(よろこび)のとき、もう一度私に!(byグラシェラ・スサーナ)」と。
と、言ったところでお開きでしょうかね。
すっかり意味不明なブログと化してしまった今回。ま、あまり気にせず行きまっしょい!しかしホントに、今日の彼女のセキシーさにはびっくり!業務のあまりの苦痛に、途中で滋養強壮剤でも仕込もうと思った私でしたが、彼女のお陰でそんな不毛な出費をせずに済みました。いやむしろ、そんな“精力増強剤”を仕込んていたら、仕事中に思わずキーボードを叩きながら“昇天”してしまっていたかも知れませんね。
新規のテキストファイル全面に、
「発射!発射!発射!発射!発射!発射!発射!発射!」
と言う文字を打ち込み、デスク上で気絶していたところだったかも!
ミキティ、ごめん!

@ちぇっそ@