オフィスラヴしてぇなぁ〜

秋の陽よ樹皮にうつして奉ぜらるるまま

ども!色めき立つ話などこっれぽちもありません、ちぇっそです!
全く、この世においしいことなど早々転がっているものではありません。朝の通勤電車から開放されたあとは、まるで肥溜めのようであった“肉袋”どもの腐臭の残り香にうんざりし、憤懣やる方無き私は、会社までの道のりを“ロシアンつまみ”でタバコをつまんで通行人どもに現世の病巣を撒き散らしている次第にございます!
毎日毎日嫌になりますね。こいつら全員、副流煙で壊滅させて殺りたいです!
そんな中、我が社に在籍する、時々私の部署にも顔を出す若いオフィスレデーが前方を歩いておりました。黒のプリーツスカートに、白のデザインセーター。湿気のある車中で脱いだと思しきパープルのカーディガンなどを手に携えています。いかにも、エリートとの寿退社を望む出来るキャリアウーマン、もしくは秘書候補と言えそうなステレオタイプの淑女であります。
しかし、永年のアングラ生活で感覚の麻痺してしまった私には、それでも社会の良心として、ほのかなる憧れと言うか、普通の生活と言ったものが、まるで健全であるとの錯覚を抱かせるに充分なエロチシズムを感ずることが出来ましょうか!
そんな儚い安全神話などといったものに、殊更魅力を得るものではありませんが、それでも女ッ気のない日々の生活に、少しでも巧妙を見出そうとするのは、これ健康な男児の抱く罪の無い妄想の現れでないかと想う所存です。
「いつかあの“プリーツの裏側”を覗いてみたい!」
そう思う私は、果たして変態と言えるのでしょうか。そんな情熱、引いては情欲こそが、マンオブヒューメンたる活力の源ではないでしょうか!
ちょいと小生意気そうな口元がスウィート!カモに狙いをつけた小悪魔的な目じりがアンビヴァレンス!
「今夜一晩くらいなら、この俺様が騙されてやってもいいぜ!」
な〜んて。
「所詮、男ってこんなもんね。甲斐性のない肉棒をぶら下げて、はびこっていればいいわ!」
とかなんとか。あくまで女に主導権を握らせて(ついでに“私自身”も握らせて)、ベッドの上で奉仕してやるのが、男の務めというものではありませんか!
「せいぜいお洒落してこいよ。お前の蜜は、所詮男の欲望だけを惹き付けるのであって、決して“真の愛情”までをも手に入れられるものではない!ってことを思い知らせてやる」
そんなイキがる私には、騙してくれる女性もいないのです。玉砕!

@ちぇっそ@