全て意味無しは、in Me Nothing!!!

ところで、タイトルの文法が合ってるかどうかはさて置きまして、こんなの仕事じゃありませ〜ん!今日はもう最悪でした。全てがなし崩し、そしてオーラスに待ち受けていたのは、終電越えを告げる最後通告だったのです。
まあ、今日あった事を全て記す気もありませんが、先ず持って朝から社員がいないという状況で、何も聞かされない(前日の打ち合わせにも参加させてもらっていない)私にもたらされる再三の催促の内線。そんなことだから、これは何かせねばなるまい!と思って実行したことが見事大失敗を犯してしまったのです。
もっとも、外部へ流出する正に直前。ギリギリでリカバリーできる範囲で、社内のチェックが入ったので助かりました。それでもちょっとした事情聴取が始まり、もちろん私も一枚噛んでいるので引き合いに出され、しかしこんな理不尽な業務の実態で、私が責任を負うのは勘弁ならぬところだったので、なんとかスケープゴートをでっち上げてエスケープしました。
いや実際その人や、他の担当者も悪いのですが、それにしても、いくら以前に別の事業所で5年も踏ん張っていたと言えど、ここではポッと出の新人に期待しすぎじゃないですか?変にこの会社の流儀を知っているからと言って、たったの2週間程度でその業務のいろはを熟知してるわけじゃありませんから!
単に仕事が忙しいと言うのであれば話は分かります。しかし仕事の支持はまともに出されないし、他の社員から意味不明なものが転送されてくる。ところが社員は軒並み外出しているために、それを確認する手段がない。
更にハードウェア的な障害として、サーバーダウンで発注依頼が受信できない。回避手段として別のアドレスから情報取得可能だったにも関わらず、その連絡を受けていないので、とっくに届いていたメールを見ることができたのが締め時間の直前だったり。
急いで処理しようと思っても、外出から戻ってきたチンクリン社員が自分優先主義のため、そんな私の思惑など無視して突っ走ろうとする。しかもそもそも私の使用しているパソコンの処理能力が遅すぎるため、普通なら5秒で済む処理が5分以上かかる。
私がやろうとしていた処理は5分程度のものだったので、実際に掛かった時間は25分以上。それを掛ける2倍、50分の処理をしたが、ミスに気づきやり直した。まあ、それは単に私のケアレスミスでしたが、それとて、こんな作業は“聞いてないけどなんとかしなきゃっていう努力の下で”行ったことでした。
もちろん次回は別のパソコンからアクセスして対処しましたが、こんなシステム上の不具合から全て付き合っていかなければならない私の立場は、損はあっても、とても理にかなったものであるとは思えません!
日々変わるオペレーション処理、マニュアル自体が完成していないのです。
以前、そう言った状況に何度も遭遇したことはありますが、元々そんなにプログラムに強い人間ではありません。と言うか、MSXでベーシックの基礎を学んだような理系の人間ではありませんから!
そんな人に、「ここはまだ完成してないから(普通は「こことここを範囲指定してから、コレをポチっと押せばいい」と言う誰でも出来るレベル)、“裏画面にエスケープして”、これを修正したらここにカーソルを合わせた状態で、でも“押さない”で、そこから別ファイル開いてそこでリターンキー!」などと言われて、一体だれが処理できるねん!って言うお話です。
そりゃプログラム作った人間ならわかるでしょう。システムを良く理解している人でさえ、普通は、他人が作ったプログラムを解析するのに大変な苦労を擁します。確かにある程度はクセが分かっている私と言えど、それを一回こっきりの説明でほぼ運用していることには、多大なる感謝を覚えてもらいたいものです。
普通これだけで新人が潰れます。だって、マニュアルが作れない状態なのですから。システムのクセを理解し、「何かあったとき」の確認方法、もしくは逃げ道を知っているような人間でなければ、不安ばかりが募ってとても日々運用して行くなど出来ません。
「一先ず出来上がったシステムで、実務をこなしながら仕上げて行こう」と言った親切さも感じさせない、「“私が分かる”範囲で、とりあえず作ってみました。だからあなたも半分くらい分かってるわよね!」くらいの横柄なプログラムを運用するには相当なストレスを禁じえません。
相変わらずウチの営業が下手なのか、先方のクライアントを言いくるめることが出来ず、「とりあえず“子供が出来ちゃったから”責任とってよね!」的な、既成事実を作り上げられてしまったことにも原因はあります。急場で引っ越してきたクライアント側も、そんなこちらの苦労を知っているのですが、“昔からこう言うやり方だったから”全社でフォーマットを統一することが出来ず、結局下請けの「職人仕事」によってケツを拭ってもらっていた、と言うのが背景に横たわっているのです。
それにしても、ねぇ。内から外から、あらゆる“敵”によって業務を妨害される身にもなって欲しい。全くもって有り得ない。“ムリムリ”仕事の連続には、ほとほと参ってしまいますよ。
明日辺り、ウチの派遣会社に泣きを入れようかと思っています。「こんな会社ムリぽ!別のところ紹介するか、時給300%割り増しにしろ!」と。いや、ホントに。それくらいじゃないと割りに合わない。
ホントに洒落になってません。会社ってものは、もともとこんなものなのでしょうかね。私の立場などまだまだマシな方なんでしょうか。だとしたら、この社会全体に対して幻滅する一方です。
このような社会なら存在する価値無し!早いとこ第三次大戦でも勃発させて、放射能汚染によってこの世の全てを無に帰すことに従事した方が、よっぽど世界の安泰に繋がると言うものです。
「生めよ増やせよ」
核兵器を生んで、不毛地帯を増やせよ!」
真っ先にこの会社を攻撃してもらいたいものです。
帰りはタクシーでした。もちろん会社の請求で!大手に属しているタクシーは大嫌いなので、できれば個人タクシーの方がマシだと思っていたら、まんまと個人タクシーに出くわしました。
葛西から市川までだから、儲けさせてやるぞ!と思いましたが、しめて7千円弱。ちょっとした遠出には、まだ少し中途半端な金額だったでしょうかね。まあ、そこら辺をいちいち気にしているにはいられませんでしたが。
この降りしきる雨の中、巧みなハンドル捌きで、華麗なるドライヴィングテクニックを見せ付けてくれたこの運転手。運転手の言うままに、裏街道へと突入した甲斐がありました。
細い路地を、まるで映画「タクシー」のように突っ切って行きます。時々深い水溜りにタイヤが取られ、そこを寸でのタイミングで危険回避をするスリルに興奮しました。
死が間近に迫った瞬間。あの世に近づいた一瞬一瞬に、何故か安堵感を覚えたワタクシでありました。こんなにおもしろい瞬間になら死んでもいいや。
24時間営業の中華屋で飯を食い、アパートに帰りついたのは、午前2時を回っていました。今は、深夜映画の「タクシードライヴァー」を見ながらコレを書いています。この映画、オープニングがちょっと、カッコ良過ぎやしませんか。監督のマーティン・スコセッシが、字幕では“マーティン・スコシージ”になっている辺り、なんともいえないレトロ感を醸し出していますね。いい感じです。

@ちぇっそ@