スターウォーズ エピソード3/シスの復讐

いやぁ、困った。家での作業が多すぎて、仕事をしている暇がありません!参った。いえねぇ、ちょっとした計画をもくろんでいるのですが、まあ別に、それほど建設的なものでもないんですけど。自己満足ってヤツですか?メドがつけばいいんだけど。
というわけで昨夜になりますが、スターウォーズを見てきました!ひと時の熱狂が少し引き、子供は入場できないレイトショーという絶好のシチュエーションの中、広い劇場内にいたのはわずか30人程度だったでしょうか。座席は指定でしたが、ガランとした場内は「あの椅子は俺のもの。この椅子も俺のもの!」と、すっかりジャイアン気分でした。
ネタバレになってしまうのでストーリーは話せませんが、シリーズのクライマックス、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ち、いよいよダーズベイダー誕生の秘密が明らかとなるわけです。
個人的に少し納得できない部分もありましたが、確かに「4」に繋がるためのつじつまは合ったかなと(笑)。やはり人物の造型が少々薄っぺらい気がするので、そこら辺でイマイチ感情移入が出来ないのが原因でしょうかね。
SF好きではありますが、元々スペースオペラ的なヒロイックファンタジーに思い入れがないので、そういった意味でのめり込めていないといった部分もあるでしょう。しかしまあ、もう少しアナキンの心の闇を丁寧に描いてくれたら、ダースベイダーとなった彼の、その怨念の塊とも言える不気味さが際立ったのではないかと。
それだけをテーマにもう1本作れますよ、きっと!そして「4」につなげるためにあと1本作れるはずです!って、なんか井筒監督と同じようなこと言ってますね(笑)。いや別に監督の批評に感化されたわけではないのですが、実際映画を観て監督の言ってたことにちょっと共感できたりして。
しかしながら、やはりシリーズを通してみて、ルーカスの創造した世界の壮大さに嘆息せざるを得ません。銀河の仕組みがあり、あらゆる種族民族が存在して宇宙というひとつの大きな生命体を作り上げているかのようです。
細かな突っ込みどころがある部分も含めて(笑)、古典的スペースオペラの金字塔と言うべき映画であることは間違いないですね。

@ちぇっそ@