土曜は丑の日

昼飯を食べに、てんやへ。
はてさて、旬のどんぶりでも頂こうかとメニューを眺める。
すると2日間の限定で「うなぎ丼」なんてのがある。しかも値段が650円と、なんともお買い得。
そうか今日は丑の日か、なんて思い出す。そういえば、今朝方コンビニに寄ろうとした道すがら、通りがかった惣菜屋にそんな貼り紙があったなあ。
この値でうなぎ食えるんなら、まあボチボチ。決して損はあるまい。そう思って注文を入れてみる。
すると店員、更にサービスでうなぎ一切れが付くがどうする、と訊いてくる。そりゃ結構!是非とも、ここはひとつ手合わせのほどをお願いしたいものだ。
待つことしばらく。やって来たどんぶりには、溢れんばかりの天ぷらが。
しめしめと、早速ぱくりとひと口。サクッところもに、身はふかふか。甘辛いタレのかかったご飯も一緒にほおばってみる。
いやあ、生きた心地がするとは正にこのこと!青菜の味噌汁がまた美味いが、できることならここはひとつ、お吸い物のだったらまた食い合わせがよかったか。
甘ったるいうなぎに飽きたら、まるっきし付け合せのようにして入ってる、新生姜の天ぷらをガリッといってみる。ほろ苦い味がよいアクセントとなって、また新たに食欲が沸いてくる。
さあこれで今年の終わりまで、無病息災と行きますかねぇ。
全部食い終わった後には、こりゃまた随分と腹がふくれたもの。私の国の言葉で言えば、「腹くっちぇ」と言ったところ。
クーラーの利いた店から出ると、ムンとした熱気が喉元に流れ込んでくる。さぁて、腹ごなしに遠回りで帰ってみるか。
おっと、熱中症には気をつけねぇとな。

@ちぇっそ@