池袋Chop

今日はARMS企画、池袋Chopにてライヴを行って来ました!
先陣を切るのは、我々REEX!初Chopという事で、慣れない機材に戸惑いながらセッティングし、どうなることやら、出たとこ勝負の本番に挑みました。中音については各楽器が分離してかなりキレイに聞こえており、そのお陰か未だ不首尾なセッティングにも関わらず、比較的快適に演奏を楽しむことが出来ました。各楽器がはっきりと聞こえるのってやっぱいいッスね。
続いてVICEです!2番目だというのに、既にベロベロに酔っ払っているらしい(?)G,Vo氏のMCが意味不明になっております(笑)。相変わらずタイトでソリッドな演奏には、毎度ながら感服させられます。重量感あるバスドラの音が心地よいです!
3番手は真性ピュアグラインド、SURGE LINE!ここで気づいた事ですが、今晩はVICEのような高品質のメロデスあり、後に登場するバンドの事も思うと、実は非常に良いメンツが集ってたんですね!今日は出番も終了したことだし、あとはお客として普通に楽しませてもらう事にします。
久々に見たSURGE LINEでしたが、ドラム氏の激烈ブラストはさらに磨きが掛かっており、鬼のようなフルストロークにしばし唖然とします。モノトーンで純なグラインドを今に継承する彼ら。嬉しくなった私は、「行け行け!もっと行ったれ!もっと。。。イケ?(ドカッ!)。。。イタタター!」不意に右半身に物凄い衝撃を受けたのです。それは何事かと思えば、最前でこの迫力を堪能しようとしたROBINさんが、私を押しのけて突進してきた姿でした!「無茶するなぁ、この人!」とか思いながらも、これほどまでに素晴らしいピュアグラインドが眼前で繰り広げられているのですから、それも当然だなぁ、なんて。私も負けずにノリノリしましたよ!ROBINさんだけに、「のりのり」なんて。お後がよろしいようで!
さて続きましてはAPOLOGIST登場です!本日も、“爆走に次ぐ爆笑!”。イーヴルでダークな瘴気を撒き散らしながら、我らがサタニック神の到来を告げます。強烈なキャラクター性を放ち、激烈ではあるがキャッチーな楽曲は、メタルの楽しさを余すところ無く伝えてくれます。今日はこの後、ライヴハウスでオールナイトのイベントがあり、“ケツカッチン”となっている状態の中、“巻き巻き”で進行したライヴでしたが、その分凝縮された楽しさがありました。いやぁ、カッコよかったです!
そして5番手には、本日の企画者であるARMSが出撃致します!無慈悲な拷問音楽とでも言いましょうか、マシンガンのようなブラストが炸裂します。そこへ稲妻のごとく切り込んでくるギターソロは、“ピロッピロ”です!とにかくブラストが超速いのですが、しかし単純にメタルだけとは言い切れない懐の深さを感じさせるスティックワーク。もはや哀愁さえ漂っています、名づけて「哀愁ブラスト!」(笑)。 緩急織り交ぜたリズムが演奏にバリエーションを持たせています。うーん、何気にARMSの曲って好きなんですよね(笑)。
そしてラストは広島から送り込まれたスナイパー、BAKED-BOMBの登場です!こちらのバンドさん、全くの初見だったのですが、なんともはや!これほど強烈なバンドがまだ存在していたのかと、脅威、驚愕!「やっぱ広島って、恐ェー!」と思った次第であります(笑)。先ずはB,Vo氏の垂直に立てたネックが恐い!両脇で、ディファイルド張りに長髪をガンガン振り回すツインギターも恐い!そして、いかにもドカチン系(あくまで偏見ですが)、凄まじい体力で高速ブラストを連打し続けるドラム氏も、やっぱり恐かったのです!(笑)掛け値なしにカッコいいバンドでした、いやマジで。ブルータルではありますが、類型的なブルデスではなく、プリミティヴでありながらしっかりとした個性を併せ持っておりました。凄かったです、また東京に来てくれないかなぁ。普通に見に行きたい!

@ちぇっそ@