ヒマにまかせて

ビデオ屋からこまめに作品を借りて来ております。ちょっと前に全くノーマークだったロシア映画を発見して以来、未だ見ぬ逸品が埋もれていないか毎週チェックし、発掘されたものから順次レンタルしている次第です。
今日も4本借りて来て、その中で2本のロシア絡みがあります。ひとつは「厳戒武装指令」2002年製作のチェチェンものです。それから、2004年ロシア/アメリカ合作の「バレットダウン」というバイオレンス作品。これには「オースティンパワーズ」に出演したマイケル・ヨークが参加しているようです。
以前借りたものでは、「暴走機関車」1985年のアメリカ映画ですが、監督はアンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー。ロシアの人気監督ニキータ・ミハルコフのお兄さんですね。
「やさしい嘘」は、一時話題になった85歳で銀幕デヴューしたおばあさんが主演です。フランスの女流監督の作品ですが、元ソヴィエト圏だったグルジアが舞台になっています。
「北極圏対独海戦1944」’83年の純ロシア産の戦争もの。「レニングラード大攻防1941」’85年のこちらも純ロシア戦争もの。’74年の「レニングラード攻防戦」という似たタイトルのものがありますが、それとは別物になります。
人知れずこのようなロシア作品が埋もれているとは、大変恐ろしいことであります。探せばまだまだ出てきそうな雰囲気ですが、最近はどうやら「彩プロ」なる配給元から何作か発売されているようです。
そこで先ほど検索してみたところ、まだ他に「バトル・フォー・スターリングラード」という作品があるようですね。監督は巨匠セルゲイ・ボンダルチュク。そして原作が「静かなるドン」のショーロホフだそうです。ちなみに、’72年の「〜白銀の戦場〜 スターリングラード大攻防戦」とは別ものの作品になります。
あ、「レッド・ガントレット」なんてバイオレンスものが出てきました!キリがないっスね。先日、新文芸座にて開催された、アレクサンドル・ソクーロフ祭はオールナイトだったのでさすがに参加できませんでした。だって、そんな夜半にタルコフスキーより長いソクーロフを見たら、寝るに決まってるじゃありませんか。お金を払って寝るだけじゃ、もったいないですからね。
というか、こんなロシア映画情報、いらないっスか?

@ちぇっそ@