火事注意報

リストラ宣告され、休職生活も7日目を迎えた本日であります。
ダラダラとした毎日を送る。。。でもなく、ものぐさなもので今まで出来ていなかった家の中の整理などに勤しんでおります。といっても、主にハードディスクレコーダーに録画した番組の整理だとか、パソコンいじりといった、電気機器のメンテナンスとでもいったもの。
しかしこれが馬鹿に出来ないもので、ハードディスクからDVD-Rへのダビングは意外と時間がかかるし、パソコンいじりも一旦分からないことが発生するとそこから先へ中々進めなかったりします。
いつも昼前くらいに起きだすのですが、お陰でそれからは四六時中それらに掛かりっきり。気がつきゃ夕方6時過ぎ、あ、いままで外にでたのは昼飯買いに行っただけだった!なんてことがしょっちゅうです。
ハードディスクの録画を編集したり、パソコンに向かったりと、ひととき会社に行っても仕事がなかったという時分より、よっぽど忙しい毎日を過ごしております。その甲斐あってか、休みボケといった症状などはあまり感じていません。
会社の仕事なんて適当に手を抜きゃあいいんですが(そういうことを言うな)、自分の事となると、やはり納得できるところまでやらないと気が済まない。まさか、まだ自分にこんな集中力が残っているとは思いもよらず、これってやはり自分に正直に生きるということの証しなのでしょうか。なんだか、自分自身のあり方を再認識させてくれるようでありますね。
といったわけで、そんな“家事”に追われている私は、夜中の2時過ぎ、急にお散歩がしたくなり、駅の方へとブラブラ歩いて行きました。
サンダル履きでペタペタ。夜風も心地よく、週末の飲んだくれサラリーマンなどにからまれないよう注意しながら、駅を越えてちょっとコンビニへ立ち寄ろうと思いました。散歩のお供に、たしなみ程度のアルコールでも買って参ろうというわけです。
すると駅を過ぎたちょうどその時、前方に何やら人垣ができております。道路には消防車が数台停車しており、どうやら周辺のどこかで家事があった模様。
物見胡散でその人垣に紛れますと、99円ショップの上のアパートの窓が開いています。恐らくこのアパートからの出火と思われますが、辺りには特に焦げ臭い匂いも漂ってないし、壁にも煤がこびり付いている様子がありません。
なんだか単にボヤっぽいものであったらしく、大事には至らず何より。現場整理に訪れた警察の方が、「じゃあ308号室の人来て下さい」などと呼んでいます。するとこの人垣の中から一人の方がそちらへと出向いて行きます。
ああ、なるほど。このアパートの住人が全員非難してるんだ、そう思った私はふと気がつきました。単なる野次馬だと思って私が紛れ込んだその人ごみは、非難した住人の方々だったのです。
こりゃヤバイ!急に体裁の悪くなった私は急いでその場を後にしました。いやぁ、それにしても火事は怖いですね。周りまで巻き込んじゃいますから、こればかりは特に気をつけなければなりませんね。

@ちぇっそ@