クビになりました!!!

覚醒剤、辞めますか。それとも人間、辞めますか?
いえ、私は、“コレ”で、会社辞めました!(拳を突き出し、5本の指に刻まれるのは、“O・Z・Z・Y”ならぬ、“デ・ス・メ・タ・ル”で、ある!)
所詮派遣社員なんてそんなもの。4年半もお勤めした実績もなんのその、一旦仕事がなくってしまえば、「はい、君。今日で終了!」と、味も素っ気もなく無慈悲な現実が待ち受けているのです!
別に予期していなかったわけではないですし、少し前から“ほんのり”と、ほのめかされてはいたのですが、当日になって全てが確定するという、いつもの行き当たりばったり的段取り。この会社の社風と言えばそうなのですが、人件費削減と言う名の下に施行された、ていの良いリストラを喰らってしまいました!
まあ、皆さんが心配されているほどショックを受けているわけではありませんが(所詮そんな他人の心配事するお人良しなんて、この世には一人もいないと思いますが。これってシニカルですかペシミズムですか?、ではないです@疑問反語)、この会社の社風にはいささかうんざり。
そんなんですから、そこまでしてこの会社にこれ以上奉仕する気なんて金輪際ありません。ちょっとしたエクスキューズはあったのですが(別業務のお手伝いで多少残れた)、長居は幸がないと判断して、(雪降ってるね!@タモ)「そうですね!(@いいとも風)」承諾して決別することに致しました。
従って、ちょっと心中穏やかでない(そうでもない)ので、本日の文体が一貫していないなどの意心地の悪さはご容赦願いたいところであります。
担当していた業務の締め日が20日だったので、むしろキリが良いな。と解釈も出来るのですが、とりあえず「次の勤務先が確定するまで置いておくよ!」という確約が(別に書類にサインしたわけではないが!)無下にされ、あえなく路頭に迷うこととなったわけです。
そんなわけで、少なくとも今月いっぱいは安泰だと思っていた矢先に契約が切られ、正に寝耳に水だったウチの派遣会社も、「ちぇっそ君の前に、俺がそんな話聞いてねぇんだよ!」と、意外とすっきりした気分の私を指しおいて、いささかムッツリしておりましたとさ!
もっとも、遠からずおさらばする予定だった私にはそれほど打撃ではありませでしたがね。来るときゃ、来る!若死にしるも大往生するも、どちらも人生!時間なんて、どんなに腐った人間にだって平等に訪れるものですから!(つぶしの利かない歳になったら、それこそスティーヴ・エリクソンみたいにダウンタウンで放浪生活するまでさ!でも彼は米モダン作家の大先生で、金も地位も名誉もあるんだけどさ!私が田舎時分には、『本当は乞食は金があって、でも“あえて”乞食をしてるんだよ。って、良くおばあちゃんに言われてたなぁ!@私的な乞食/物乞い崇拝の原点』
仕方がないですね。業務終了後のここ2週間近く、さして仕事もなく、個人(隔離部屋と呼ばれるシステム室)にて、する事もなく、本ばかり読む毎日でしたから。しかし昨日、今日と読んでたスティーヴン・ギャラガー作「扉のない部屋」がさほど面白くなかったなんていうのは、あまりの暇さ加減に感覚の麻痺したナマケモノの贅沢な戯言ではありますが!(急にホラーが読みたくなって、手にした積ん読本《つんどくぼん》がハズレだっただけですから!)
それはともかく、そんな緩慢とした毎日が続き、今日も例に漏れず退屈なホサレ日々が過ぎ、自身の審判の日が刻々と浪費されて行くかと思ったそのとき!なんと、最後の最期、やっぱりワタクシが担当した腐れクライアントがやってくれました!(超ウレシイ!@金メダリスト北島!)
下町頑張れ!という場違いな応援はさて置き。ホントにですね、これくらいなくちゃ、いまの今まで私を苦しめてくれた業務の有終にはふさわしくないですよ!もう、完全に“終わってる”業務ですよ?それがどんなことを言ってきたと思いますか。
「移管先で棚卸をしたところ、在庫不足の商品がありましたので、“報告書”をお願いします」なんて申し立てて来たわけです!しかも私が正に帰ろうとした、正に午後6時1分に!(つーか業務は6時終了なのでその時点でロスタイムだ!)
そんなことがあったもんだから、私は慌てて営業所長に確認したり、担当営業に引継ぎしたりと、最後まで“おおわらわ”だったわけです。すっかり帰り支度も済ましていたので(コンピュータの個人ファイルも、インターネットアクセス履歴も全て削除したぞ!最近はエロサイトこそないがな!)、
(しかも業務中はホラー小説ばかり読んでいた。お陰で360ページ分の“つまらない話”を1日半で読み終わったので後ほどアップする!@速読にはほど遠い無念)、サービス残業で人件費節減に努めようかと思ったが、しっかり30分の残業代を計上せさて頂いた!文句あるかってんだ、このヤラウ!?(ちなみに残業は、1,625円/時間だ。つーことは812円5銭をインターセプトする!)
もはや隠すことなどないのでブッチャけるが、我が営業所では(私の赤字業務が無くなったにも関わらず!)他の業務でも毎月500万円の損失が発生する!それじゃ仕方ないよね!?なんて一瞬納得した、アナタ!それは“お門違い”ってヤツですよ!
損益(“収益”の逆だからね、あしからず!損を重ねてるわけなのよ)の発生を何かと人件費で解消としようというのは実に消極的な考え方!根本に目を向けて、“儲かるような仕事”の仕方をしなくちゃいけないわけなんですよ、分かってますか!?それもこれも責任は全て「個人の責任!」とする、我が社の悪しき風習のたまものなわけです。(大体根本の契約からして“クソ”だからだ!)
それはともかく、全ては過ぎ去った人身搾取の冒涜なのですから、これ以上はとやかく言いますまい。しかし、今回の(私の業務に関わった)人員削減の被害者は私個人に及ばず、現場リーダーからその主要メンバーにまで至るという、実に“コストパフォーマンスの高い”人事異動であったわけです。
「分かっていながら」も、手放さざるを得ないという、“お上”からの絶対命令に従う、いち平社員たちの悲しき宿命を、私は取り立てて攻める筋合いはございません。私が同様の立場だったら、同じ行為に訴えていたであろう、そんな小市民的な嗜好であるため、私も今回の人事に関しては甘んじて受け入れる所存にございます!(でもそれでやっていけるんですか!?自意識過剰ですね。重要人物がいなくなってもたいがいの業務は“ほぼ”支障ないですから!なんとかなるって!?やってみろよ!)
「ニチェボー主義(どうってことないさ@ひいては、なるようになるさ!っていう)」そんなロシアン精神に基づいて、私は大人しく引き下がったという次第でございます。「明るいネ!(@リチャードホールより)」
話は飛びまして帰宅後。本八幡へと帰り着きましたワタクシは、せっかく退職したのであれば豪勢に高級料亭にでも参上仕ろうかと考えました。
ここは思い切ってシングルモルト専門店「バーピート」に立ち寄り、1杯4,200円もするマッカラン30年でも飲んでやろうかと思いましたが、どうせ“シングル”でそれだけの値段が致します。それならいっそ、1本100万円、山崎50年もの(おそらく“ハーフのシングル《約50ccだ!》”で1杯換算5万する超プレミア)で破産してやろうかと自暴自棄に成りかけた次第。
しかしそれではあまりに不毛。それなら“やさぐれ”人生まっしぐら!寂れた飲み屋で1杯引っ掛ける方が今日の気分にふさわしいと、路線変更いたしました。
折しも自宅近くまで歩いてきてしまった私。しょうもないチェーン店である「地蔵ラーメン」に立ち寄るため、わざわざ駅前まで引き返したのです。しかし、ここのチャーハンが意外と美味い!と言いますか、チェーン店のクセして職人的な手腕を発揮します。一介のバイトが調理したにしても、如何にそのマニュアルがしっかりしているのかが実感できると言うもの。
そんな安定感に、ここぞとばかり“やさぐれて”やろうかと思っていた私は、チャーハンと“瓶ビール”をオーダーしました。やはりここは、「一人酒ェ〜♪手酌酒ぇ〜♪演歌を聴きぃ〜ながらぁ〜♪」というわけです!(オレンヂレンジやら、Def Techなど、“面を洗っておととい出直して来い”ってぇんだ!せめて「女子十二楽坊」にしろ!でも今日は深夜バイトの中国人、“リュウちゃん“はまだ出勤してない!@何気に常連)
やはり美味い!ほろほろとこぼれるご飯。そして漬け物の絶妙な醗酵加減、実にビールに合います!しかも何故か私の苦手な「アサヒスーパードライ」までが絶品の様相を呈します!(昔は好きだったのだが!ジバク!)
“出来立て出荷”もしくは“冷蔵したまま出来立てお届け!”という、消費者心理に根ざした本物志向の製品管理だったのでしょうか。喉が渇いたところ、わざわざ頂いた“水道水の蒸留水”を我慢したお陰があったというもの。
ほんのり甘く、後味すっきりとした“ドライ”な逸品ならではの味わいに舌鼓打つ至高の1本であったことは特筆に価します!アサヒ万歳!(でも相変わらずブン屋は嫌いだ!)
しかし全てオーダーが登場したかと思った瞬間、店員から意外な一言が!?
「今から餃子をお持ち致しますからお待ち下さい」だぁ!?
ポストモダン的に後回しにしていたが、私がオーダーした品物は「チャーハンセットとビール」のみである。チャーハンには漬け物とスープだけがセットになっている。餃子なんて、一体誰がいつ頼んだのだ!?
しかし私は店員のそういった些細なミスに関しては以前から口を挟む事を良しとせず、成り行きの赴くままに身を任せるのが習慣になっていた。だからこの度も何も言わず、“店員の意のままに”成り行きに身を任せたのだ!(怖いもの見たさという、マゾヒスティックな欲望もある!?)
そうしたらばなんと、店員の言うとおりに餃子が運ばれてきた。「これはもしや、他の客の注文と混同しているのではないか!?」との疑念を他所に、裏返しに置かれたレシートをひッくり返してみたらば、なんとそこには「チャーハン&お漬け物」にチェックが入っているではないか!
これはやられた!と思ったのも束の間、「もうこれは、今日の世界は全て俺の敵となっているのだ!」と諦めの境地を垣間見せたのであった。(それとも、無意識の内に私が「“餃子”とチャーハンと。。」と言ったかはどうかは、既に確かめようがない、フィリップディック的無間地獄の悪夢的SFリピートである!(トータルリコール的なね!)
しかし、その餃子を一口食べて納得!(するなよ!)香ばしいおこげ、歯を立てるともちもちした皮が破れてジュシーな肉汁がジュワっと染み出る。以前、熱々牡蠣フライを食べていたら、濃厚な果汁があふれ出し、それが隣のおばさんに飛び散って服を汚し、私は丁寧に誤ったものの(実際は申し訳なさ過ぎて目も見れない)、居たたまれなくなったそのおばさんが思わず退出したという過去を思い出して苦笑い。(つーか思い出し笑い!)
漬け物もいい!全てが美味いこの境地に、この世の全てに神のご加護を祝った次第でござります!
ところがそれだけではない!いざ清算に向かったら、なんとオーダーを間違えたその男性店員はレジも間違え、「はい!“チャーハンと餃子”で730円になります!」とすっかりビールの500円をすっ飛ばしていたのでした!
もちろん店員の(数百円単位なら告訴しない)間違いなど口にしない私は、当然の如く差分を踏み倒して食い逃げ(飲み逃げか)を敢行いたしました。常識ですよね!?
すっかり調子付いた私は、もはや安酒など飲んでいられぬ!(差分をバッカスに計上しないとばちが当たる!?)と思い、クィーンズ・伊勢丹で「シーメイ・ブルー」の700mlで1,155円するビールを買って帰ったとさ!「ホブ・ゴブリン」並みに美味かったとさ!(キングゴブリン・ファン必飲やね!)
この2本はマジでお勧めとう事実はさて置き、無料買い物ビニールの審議が国会の議題に上がろうかとしている現在、全くエコロジーを無視してビニールをぶら下げ帰宅の途に付きまいた。途中、美容院から客を送りだしたカリスマ店員が、いかに「スコーピオンズ」のTシャツを着ていようと、「それはロックTシャツが流行りだから着てるだけだろ!お前に“スコピー”の何が分かるってんだ!」と息巻いている私なぞ意に介さず(というか私もスコピーは学校の課題でロッキューライクアハリケーンを叩かされただけなのだが!)、せっかくドゥームの使者、レッドウッドウッドブルースのTシャツを着ていたことも無視して店内に引っ込んてしまったのです。(おまえの店には金輪際行かん!って元から行ったことないが!)
帰りの道中。愛飲するキューバ産タバコ、コイーバの煙がこれまた以上に美味い!くだらぬ健康志向(これとて資本主義の悪しき売買戦略だ!)に毒された事なかれ主義の迎合派自民勢力どもが嗜好した独裁政権のお陰で禁煙区画となってしまった市川市内を、堂々とくわえタバコで闊歩しながら(実はドキドキ!交番から100mと離れていない!)、思いの他上機嫌で帰宅したワタクシ、ちぇっそであります!
さぁて、これからどうしたものか。とりあえず、当面は仕事もせずブラブラとやさぐれていたい所存にございます。なのでしばらく休眠!引きこもリストと化し、世のストーカーに怯える婦女子を蹂躙したいと思います!(ってそんなこと、しませんよ!ストーカーやるにも全てはお金が掛かりますから!貧乏人は大人しく房総半島辺りにマッコウクジラでも見に行きますって!あ、死んでましたか。じゃあ、鯨の刺身でも食いに行くか@資本主義的捕鯨反対派勢力に弾圧されそうっすね!それってでも本来の日本的価値観とは異なりますよね。あんなの、死ぬ前に取って喰えば良いのに!)

@ちぇっそ@