すべての元凶は私ですから!

はい!新宿URGAにてライヴを行って来ました、「つかれる日」です!
さあて、さっさとご紹介いたしましょう!
一番手は、AWAKE!凄まじくテクニカルなバンドで、超絶ハイスピードチューンでも全く演奏は破綻せず。ニュースクール的な部分もある、メロディックデスを演っています。しかしながらギターの音色や奏法から、高速ナンバーではどことなくネオクラシカル系の雰囲気に。確かに、正統派メタル好きにたまらないバンドでしょうが、個人的にはミドルテンポでじっくり攻める曲に大いなる魅力を感じました!
2番手はHIDE BOUND!女性ヴォーカルを有する5人組。こちらはギター音からもまごうことなきメロディックデスを展開しています。ちょっとこう、ダメっ子ぽいヴォーカルの女の子がエグイ感じ(いや、失礼!)でも全体的には好印象です。下手ギターさんでしたでしょうか、どことなくプライドファイターの「チェ・ムベ」を彷彿とさせるルックスで、デスメタル韓流ブームの到来を感じさせてくれました!(もちろん、昔から韓国デスは良いバンドいましたけどね)
3番手、VERSUS!ミドルテンポでのっしのしと言った感じのニュースクール系へヴィバンド。この後登場するsqidでも叩いているドラム氏が馬鹿テクで、CANDIRIAのドラムのパフォーマンスに近いものがあったでしょうか。私が特に気になったのが、こちらのベース氏が激しくスコット・トラヴィス顔をしており、個人的には彼がドラムだったら物凄いノリノリになれたかも知れません!え?音楽には関係ないじゃないかって?そりゃそうでしたねぇ。
さあ、4番目現れたのは、元大砲のドラム女史を含む女だらけのカルテット、BUZZCULTであります!やはり歴戦のツワモノが集うバンドにありまして、とにかくその迫力というのが尋常であしませんでした。曲がどうのこうのとか言う前に、楽器の”鳴り”がいちいち凄まじい!リハの時点からしてライドシンバルの粒立ちすばらしく、そして何より、普通の8ビートが既にトライバルでしたね!頭打ちの「ダシダシダシッ!」という、比較的遅めの2ビートなど、これぞデスメタルと言った感じ。もちろん純粋なデスバンドではありませんが、出音のカッコ良さにとにかく酔わせて頂き、最前で頭振りまくってしまいました!今日このバンドを見れらて本当に幸せでした。ライヴ初見でしたが、もうビックリです!
続いて、先ほどVERSUSで超絶テクを披露したドラム氏が再登場、sqidがライヴスタートします。出順が次だったのであまり見ていませでしたが、リハの時、ベース氏が間に合わなくて、ドラム&ギターの2人だけで行っていました。その時の印象では、ジャリジャリ音の激速ハードコアビートで、どこか324のようなグラインドコアに聴こえていました(笑!)いやもちろん324にはベースがいますけど、テクニカルなドラムといい、ハードコアチックなリフといい、とてもアンダーグラウンド臭かったんですね。
さあ、そして我々の出番がやってきました!いやぁ、しかし、今回は正に私の惨敗!もう細かく話すものはばかられる内容でしたので、あえて自分の口からは申しませんが!散々なものでした。これはもはや報告書ものなので(そんな深刻でもない?いやそうでもない!?)、後ほどその原因について検証でもして行きましょうか(単なる言い訳ですがね!)
ま、そんな感じでグダグダでライヴを終えたワタクシは、最終電車に揺られ、総武線各駅停車で、本八幡へと帰路に着きました。その車中、何やら独り言らしきものをまくし立てるオッサンがひとり。
「昔さあ、Xジャパンってバンドがいたよね!昔は凄い売れてたけど、今はどこ行っちゃったんだろうね!なんかさあ、皆貧乏になっちゃったし、自殺しちゃった人までいるよね!昔は売れてたのにさぁ、Xジャパンってさあ、どうなっちゃったんだろうね!」
私はてっきり知ったかぶりのウザイやつかと思って、大して気にしてはいませんでした。言ってることがおかしいので、少しだけ耳を傾けつつ、疲れていたので下を向き、半分うつらうつらとしていました。
すると、恐らく昔Xジャパンを聴いていたと思われる青年がついに居たたまれなくなり、ソイツに突っ掛かって行きました。
「てめぇ、さっきからうるせぇんだよ!」
どやどやとどつきながら、私の前を2人が通り過ぎてゆきます。見るとどうやら、Xについて何やら言ってた男性は電波系らしく、これはどうやっても会話は成り立たない感じ。
「暴力振るうのは止めてよ!ボクは手ぇ出さないからさぁ!分かったよ!分かったからさぁ!どうせ次の駅で降りるんだから、秋葉原で降りるんだからそっとしておいてよ!」
文句をつけた青年も、これはお話にならんと見るや、他の乗客にも迷惑だから「とにかく静かにしろ!」とそれだけ言って離れて行きました。最後は半笑いになっていましたが、確かに、好きなバンドをあれだけこき下ろされてはたまったものじゃないですね。
その後も電波系オヤジは、「ボクは手は出さないんだから!暴力は行けないんだから!」と、秋葉で降りるまでひたすら独り言をまくしていました。ちょっと良いもの見て満足。
本八幡へ着いた私は、今夜の失敗が気になり、このままでは眠れないと思ったので、帰りがけのコンビニで、少しでもこのきもちが癒されるようにと、久しぶりにエロ本なんかを買ってみました。
えー、反省になってないですね。ちなみに買ったのは「いけませんよ若奥様!系」のエロ本です。DVD付です。

@ちぇっそ@