はるまげパーティ

昨夜、REEXのスタジオから帰った私。またぞろホームページを更新しなくてはいけない折りを思い出し、シャワーを浴びた後、ネットカフェへと向かう。
時刻は午前2時10分前。パワーロックトゥデイの拝聴をおっぽり出してまで、こんなに頑張らなくてもとは思いながら、結局深夜パック料金の元を取るまでアクセスを重ねる。
朝6時帰宅、空はすでに白んでいる。
徹夜でネットをしていたが、今日もおいそれと寝ていられず、昨日購入したパソコン本体が午前中に届くので、朝は10時過ぎに起床。とりあえずテレビを付け、寝ぼけまなこの布団の中、「百寺巡礼」の音声だけを耳にしながら、宅配業者が来るまでごろごろと。
本体が届く。当然、直ぐに組み立てようなどという気力もない。再び布団の中へ入るが、すっかり目が覚めてしまったので、仕方無しに起きだし布団を片付けてしまう。
午後からは、はるまげ宅へ。喫茶店の方が再開するというので、その記念パーティがあるのだ。
当初マルキド氏からメールが来た時分、充分な説明がなかったので、こんな立食パーティになっているとはつゆ知らず、先ほど吉野家で食べてきたばかり。美味そうなチョリソーを前にしてもさほど食欲が湧かず。
一先ず、また腹が減ってくるまでビールでも飲んでいることとする。時刻は午後2時半。
“犬”も入店できる喫茶店。店内にはミニチュアダックスやら、ポメラニアンだかの小型犬から、はるまげ宅の一員であるラブラドールなど、足元では毛むくじゃらの怪物たちが横行している。
近隣住民が押し寄せて来ているが、私の知り合いは未だ来ない。(C.Sのドラマーが居たが、あまり親しくもないので会話は弾まず)接客などで忙しい、はるまげブラザースの邪魔になっても悪い気がして、落ち着かない気分でふらふらと立食い。
はるまげ母から、「もう、日本人はこういうの慣れてないんだから!ニューヨーカーみたいにしゃんと立ちなさい!」などと言われても、ウォール街との関連すら実感できない庶民としては、どうあがいても小市民的なせせこましさを露呈してしまう。
3時近くなって、グラインド関係者がぞろぞろと集まり出す。私を含めたMORQUIDO3分の2、ANATOMIA3分の2、DEATHCHURCHひとり、ブッチャーB氏は息子持参。大方はそんなところだったろうか。
飲んべぇどもが集い、具だくさんのちらし寿司や、サラダ、アンチョビ、焼きたてパンなど、供されたご馳走が各人の胃袋へと消えてゆく。私はピクルスがお気に入りだった。
尽きることのないパーティが、やがて単なる飲み会へと移行するのは当然の成り行き。5時も過ぎたところで、やっと、ブラッドバス氏がやって来る。小一時間もすると、近所のもんじゃ屋へ移動。2次会の始まり。
ホスト役から開放された、はるまげ兄者。よく食べ、よく飲む。私も大ジョッキを掲げ、熱した鉄板の上で、香ばしいにおいを漂わすもんじゃに舌鼓。
交わした話題など既に覚えてもいないし、また、どうせ他愛のない内輪ネタである。わきあいあいと、誰に気を使うでもない、勝手知った者同志の時間が流れてゆく。
結局、夜10時過ぎまで飲んでいただろうか。解散後、マルキド氏、ブラッドバス氏と一緒に、京成の駅へたどり着いた時には、時計の針はもうすぐ、11時を打とうとしていたところだった。
帰宅後、無性に聴きたくなったNUCLEAR ASUALTの「GAME OVER」をダンボールから引っ張り出し、プレイヤーにかける。
少しだけ頭を振り、心地よいを通り越し、気絶するほどの疲労感を抱いて、敷いた布団へ倒れこむ。

@ちぇっそ@