フーダニット

その犯人探し(フーダニット)は今朝、出社早々に行われた!
なーんて言っときながら、犯人探しをしていたのは私一人だけなんですけどね。いやね、朝会社に来て自分の席に着こうとしたら、マッチ箱が落ちてて、床にマッチ棒が散乱していたんですよ。
これは果して誰か私に恨みを持つ者の嫌がらせか?なんて。思い当たるとしたら、部屋が違うからいつも私の仕事っぷりに疑問を抱いている、だらしない身体付きをしたウチの課長かと思いました。いやしかし、その課長がわざわざやってきてマッチをひっくり返し行くなんて、そんなまどろっこしいことはしないだろう。
そこでふと勘付いたのですが、これはもしや意外なところに犯人がいるのではないか?もしかして、非常に身近な人物が犯人なのではないか!
私は昨日帰り際にタバコとマッチを確かに持って帰りました。なので、これで私のアリバイは成立する、と思ったら大間違い!恐る恐るマッチをしまいこんだと思っていたジャケットのポケットに手を突っ込んでみると!
マッチの外箱だけが出てきました!やっちゃった!そうです、犯人は私です!どうやら昨日、急いでマッチをしまった時に、外箱だけ、つまりマッチ箱の通称「スリーブ」と呼ばれる部分だけがポケットに入り、中身が床にこぼれていたのです。そして私はそれに気付かず帰ってしまったと、そういうわけなんです。
もうホント、自分で自分を欺く天才ですね。私って。ところで、このマッチの外箱のことを「スリーブ」って呼ぶなんて知ってましたか?いやいや、マッチ愛好家の一人としてこんなことは当然です。実はこれに限らず、消しゴムなどの入れ物も同じく「スリーブ」と呼ぶのです。
四角い、こう、筒状のスライドする箱のことを全般的にそう呼ぶんですね。先日、トリビアの泉で知りました。内田恭子チャンが、「スリーブ」と「ノースリーブ」を着分けて紹介してました。
無駄な知識が役に立ったよ、タモさん!
というわけで、さきほど昼寝していたら夢を見ました。いえいえ、違います。私には将来に対する夢も希望もありゃしませんよ。え?そうじゃありませんでしたね。
私はヴァーチャルなゲームの世界に入り込んでるのですが、このゲームの作者は何故か、キムタク。テトリスとアクションゲームを混ぜたような感じで、ビルや何か建物のてっぺんにある様々な形をした窪みに、どこからともなく現れる変な形をしたボールを押し込んで行くのです。星型の窪みには星型のボールを。おでんのような窪みにはおでん型を。といった具合ですね。
ま、別段面白みはないですね。ただちょっとその建物が揺れるので、グラグラして落ちそうでビビったってだけです。
あ、目覚ましのピンクフロイド「マネー」が鳴り始めたので、仕事に戻ります。では!

@ちぇっそ@