もうビールは卒業だ!

Gene ジーン「スターエントランス・ギフトセット」

Gene ジーン「スターエントランス・ギフトセット」

いえいえ、単に日本酒の季節がやってまいりましたね、と言いたいだけです。
なんかいつも松屋ではアレだし、カレーのイマサは夜いつも込んでるし、気が付いたら真っ直ぐ帰っていたワタクシです。
結局コンビニ等で済ますことにし、お酒を扱いだした99ショップで一杯買って、家飲みに切り替えた次第。
ワンカップ99円(税抜き)の、99グループ監修の日本酒ワンカップ
なんか「いかにも安酒!」って感じになるのかと思ったら、意外や「上善水如」みたで爽やか。
やべ。飲みやすい。気が付きゃもう半分減ってる。
この価格でこの味ならお得じゃないっすか!
気分がよくなると、酔うのも早まる。
リアルタイムで放送中のテレビがクソつまらないので、録画していたクレイモアの最終回までの3話を見ることにしました。
こうやって続けて見て分かったことは、酷かったのは最終回だけだったかも知れないなぁ、と言うこと。
20話以降で失速(早い人では14話以降で失速)とされ、今期における残念度NO1アニメと、ヲタの間で評判のこのアニメ。
でも個人的な感想で言わせてもらえば、最終回直前までは意外と悪くない。
「回想シーンが多い」、「戦闘がドラゴンボール化していていつまでも堂々巡りで終わらない」と言った部分は確かにあります。それは否定しません。
しかし冗長な戦闘シーンは、続けて見ることによって間延びした部分が解消される。「一週間待ってこれしか話が進まないのかよ!」と言ったことがなくなるためですか。
回想シーンの多さは、既にDVDを買って何度も同じシーンを見ている私にとっては全く気にならない。見慣れた光景が出て来てむしろ安心するほど(笑)
ところが最終回になると話が違う。
作画が急にダメになるし、出来ることなら擁護してあげたい「ウザキャラ」としての資質が定着してしまった「ラキ君」に対し、この私ですら、「キミ、ちょっとそこは引っ込んだ方がいいんじゃないか?」と苦言を呈したくなる。
これは途中からオリジナルストーリーへシフトしたアニメでの話。原作のラキ君は「空気が読めて」とてもよい子です、念のため。
アニメ版の彼を称して「ラキ☆ウザ」(←元ネタは「ラキ☆すた」と言うアニメ)と呼ぶことは、既に2chの世界では定着した用語になっています。
でも悪いことばかりじゃないんです、最終回も!
クレイモアの中で一番の男前であるジーンさんだけが、妙に作画がしっかりしている。かつてないくらいにカッコよく描かれていて、まるで最終回はこのジーンさんのためにあるのではないかと思うくらい。
それからなんと言っても、地上最強の覚醒者プリシラと、自分も覚醒しかかっていてほとんど化け物と化しているヒロインのクレアさんとの対決シーン。
火花飛び散る壮絶な決戦が、夜空に舞ってまるで花火のよう!
それをプリシラの保護者であるイースレイさんが、まるで夕涼みでもするかのように見上げている姿(実際は火山の火口なのだが)。
風流だなぁ!
本当にあまりに綺麗なので、ビールでも片手にこの場面だけ無限大でリピートしたい(笑)
さすがマッドハウスの仕事(「DEATH NOTE」、「カイジ」、「十衛兵ちゃん2」他)は手が込んでいるなぁ、と実感できます(?)
これでもう迷わない。最終話までDVD全部集めよう!

@ちぇっそ@