激音サミット ’07

本日はライヴでした！場所は新宿URGA。久しぶりのご当地は、4バンドの精鋭集うイベントとなりました！
えー、ライヴとは関係ないのですが、今朝方地震がありましたね。お陰でやっとはっきり目を覚ますことが出来たんですけど。
「震度はいくつかなぁ？」
と思い、早速テレビのチャンネルをつけてみる。すると新潟の中越地方で震度6強なんて言ってるじゃないすか！
一抹の不安を覚えた私は早速携帯を手にし、新潟の実家へ電話を掛けてみました。家の窓からは「上越国際スキー場」が見渡せますが、実家のある場所はあくまで中越ですから。
しかし予想されたことながら、回線が混雑していてつながらない。
実家の人間の安否が確認出来ない状況でのライヴなど、とても人心地がしません。
なんとしてでも連絡をつけたいところでしたが、結局電話はつながらないまま。仕方がないので、一旦新宿へ向かって出かけることにしました。
ライヴハウスから近いので、今日はウチの店へ立ち寄る予定でした。店へ着いたらまた電話するつもりで足早に向かいます。
店へ到着、早速実家へ電話してみると、今度は見事につながりました。
「こっちはなんとか無事だぁ。長岡のおじさんたちも、大丈夫みてぇだ」
と言うわけで、ここでやっと家族や親類縁者の無事が確認出来たのでした。ああ、よかった。これで心置きなく演奏に集中出来ますな！
実家は山間部の方なので、被害の大きかった柏崎よりは揺れが少なかったのでしょう。と言っても震度5強とかでしたよ！？
と言うわけで、ここからライブ中継です。
1バンド目はASTERIOSと言うメロディックパワーメタルバンド。日本語詞のリズムと相俟って、それは見事なアニソン状態でした！（笑）耳に残るキャッチーなメロディ、突き抜けてくるコーラスワークも決まって、様式美のカタルシスを存分に楽しめるバンドさんです。演奏がまた素晴らしい！ツインのギターによる超高速ピッキングやハモリの連続に目を奪われずにはいられない。リズム隊も堅実なプレイで屋台骨を支えておりました。上手いっすねぇ。いやぁ、良いものを見させてもらいました！（笑）
2番手はKiller Chainsaw！実は以前、EVERDYINGと言う名のときに対バンしていた模様（笑）ドラムが交替し、バンド名を改め再出発を図った彼らです。メンバー交替によってより音像がガッツィーになった印象。激速ブラストも取り入れた、疾走感のあるエクストリームメタルと言ったところ。好感度の高いなかなかにイイバンドじゃないっすか！
3番手はDOMINATE OVER！彼らはスラッシュメタル的な疾走感があり、そこに硬質なギターリフを乗っけてモダンな音作りをしていました。ステージ狭しと飛び回り、エネルギッシュでパワーのある演奏を繰り広げておりました。残念なことにドラム募集中との事で、現在はリズムマシンの使用を余儀なくされている模様。やはりこの手のメタルには、豪快なドラマーが欲しいところですね！
それでもってなんと今夜はトリでした、我々！今日のREEXは来るべき参議院選挙選に合わせ、プロパガンダなメッセージを含めたステージとなりました！（もしかして私だけか？）
ジューダス・プリースト「ペインキラー」的なイントロダクションから始まると（ジューダスに負けてはならぬと、私的にはジューニダース・プーリースト、もしくはワンカートン・プリーストくらいの気持ちでやっている）、ステージ前にいたお客さんたち、特に本日出演のバンドさんたち（笑）が早速反応してくれました。
その後も彼らが一生懸命盛り上げてくれたので、とても楽しいステージを満喫することが出来ました。メタル同志たちに感謝！
そんな彼らに喜びの言葉を述べるため、MCでは私もご挨拶。腐敗しきった政治と、最初から腐敗しているデスメタルの関係を述べ、デスメタルのナロードニキとして、デスメタルを再び人民の手に取り戻すべく、さらに言うならば、デスメタルをもとの死人の手に取り戻すべく、GOREFESTなマニフェストを宣言した次第にあります！
と言ったわけで、思わぬ大盛況を頂きました（私のMCのことではない）。久しぶりのライヴでちょっと緊張感ありましたけど、なんとか上手くいって良かった！
今度、8月には仙台に行きますので、東北のみなさんは楽しみに待っていて下さい（と言うか、早く牛タン食べたくて私のほうが楽しみにしている）。

＠ちぇっそ＠