君がここにいるしあわせ

H・O・T・A・R・U!ほたる!

今日は有名な女優さんに会うため、西新宿界隈のとある“書店”へと行って来ました!
私はレンタル屋さんへ行った折に、大体において3本ほど借りて来るのですが、なかなにこの3本をセレクトするのに苦労します。何故かと言いますと、いつも同系統の作品ばかりじゃつまらない。かと言って、冒険し過ぎて趣味にそぐわないものを借りてしまい、わざわざ時間の浪費をしてしまうのも空しい。
いやもちろん、どの作品もアイデア作りに頭を絞った労作であることは分ります。出演する役者さん、スタッフ諸氏の現場での苦労も偲ばれるものです。とはいえ、それが私の嗜好に合致するかどうかはまた別物。ですから、ビデオ及びDVDのパッケージに書かれた謳い文句の、その“行間に隠されている”意図を読み取る事に必死となるわけです。
しかしそこで、それら数々の障壁を乗り越えて、私の心を常に満足させてくれる作品と言うものが存在します。「迷った時、これを借りてりゃ間違いない!」言ってみれば、“最後の砦”的な無条件降伏作品がね!
例えばここに、私がレンタルし得る場合の何パターンかをご紹介致しましょう。
<パターン1>「大都会東京2」「朗読の時間」「デイドリーム」
<パターン2>「拘束アンドロイド」「セレビッチ」「女の口は嘘をつく。」
<パターン3>「ミミたん萌え〜っ!」「街角でスカートの切れ目に手を入れて指マンするのが最高」「潮吹き43連発 日本記録樹立!!」
さあ、これらの中で共通するキーワードは何でしょう?各パターンの最後に記載された作品に注目すると見えて来ますね。
おぉ!?気づいたあなたは鋭い!そうです。各パターンで3本目にセレクトした作品は、全て“紅音ほたるちゃん”が出演している作品であります。更に言えば、<パターン3>に至っては、「ミミたん〜」の特典映像に旧姓「秋月杏奈」で出演していますし(これは難問でしたね)、「街角〜」では他3人の共演に混じり、メニューの1セクションにおいて、ほたるちゃんが出演しております。
このように、1本目は冒険、2本目は本命、3本目は“外しようがないバイブル!(決して”保険“とは言わない)”と言った具合に、全盛期の「桜木ルイ」の如く、私の崇拝の対象がここに収まると言うわけにございます。
私にとって“アイドル”なわけですよ。それがまさか、西新宿と言う身近なところで、実物に出会うチャンスが潜んでいようとは!つなわけで「サイン会&撮影会」へ、いそいそと出掛けて行った次第です。
イベントに参加するため、“対象商品”であるDVDを購入。それも2本!だって、チケット1枚ではサイン&1回目の撮影会のみ。“2回目の撮影会”に参加するためには、もう1枚チケットがいると言うこでしたから。となったらもう、買うしかないでしょ。男ちぇっそ、そこは気前良く大金を手放しましたさ!
地下2階のサイン会場。先ずは、参加者一巡してのサイン&握手に興じ、一端上のフロアに退避してから、続く1回目の写真撮影が始まるのです。
ところが、一先ず上のフロアで次の撮影会を待っていたところ、なんと小休止で事務室へと上がってきたほたるちゃんが、私のすぐ目の前を通っていったのです。いやぁ、かわいいっすね!こんな間近で見ると更にキュートっす!って、すいません取り乱しました(笑)
そして始まった撮影会。もちろんここにも本格的なヲタがおり、「アンタ、一体個展でも開くかい?」と言った大仰な機材を抱え込んだ参加者も数少なくありません(見た目的には私が一番ヲタっぽいが)。私も負けじと、自慢の800万画素を取り出したのですが、やっぱ格の違いを見せ付けてくれます。もの凄い勢いで切られるシャッターに(しかも撮影馴れてる:笑)、唖然呆然とさせられた一幕。
最初スタッフの方が、ポラロイドでほたるちゃんとのツーショットを写してくれます。その時にはなんと、こちらは2人で並んで写真撮るだけで舞い上がっていると言うのに、ほたるちゃん自ら私の腕をこう、「そっと」抱えてくれるわけですよ(笑)
なんと言いますか、そんなけな気な姿勢がたまらないわけでして。握手したときもですよ、本当に、ドラムのスティックを2本まとめて握った程度の細さしかないわけです。一瞬「ウソでしょ!?」とか思うほど華奢な手なのですが、しかも緊張していると言うか、恐らく気を遣う性格なのでしょう。握った手の冷たさがいとおしく感じられ、思わず「守ってあげたい!」ってなっちゃいます(とんだ勘違い野郎ですんません:爆!)
そして、その後1分間のフリータイム撮影が設けられ、3人一組で区切られた参加者は、時間内に思う存分シャッターを切ったのでありました。少人数づつなので撮影スペースは充分に確保されており、さすがに場慣れしている彼女、こちらが何も言わなくても、見事なグラビアポーズで決めてくれます。
「ああ、やって!こうやって!」と注文を言えばそれに応えてくれるのですが、逆に私のの方が緊張しており、そのようなわがままを言う余裕などあるはずもなく・・・。それでも、みなが平等にベストポジションで写せるようスタンスを取ってくれて、かなり満足のゆく写真が撮れました。感謝!
2度の撮影は少々のインターバルを挟み、ピンクのミニワンピ・バニーちゃんに着替えてのスタートでした。ここでも最初はポラによるツーショットに始まり、その後1分間のフリータイム撮影。今度は2人一組づつと更に少数組に編成されたので、撮影をじっくりと堪能することが出来ました。家に帰ってから、なんか意味もなくPC内に同じファイルを2つ作っちゃいました(「見る用」と「保存用」って、コンピュータの中だから変わらんだろう、って!:爆)
最後はオークション&じゃんけん大会。競り落とした方が好みのコスチュームを選び、それを着たほたるちゃんと写真を撮って、尚且つそのコスチュームがもらえると言う趣向。残念ながら、お金の持ち合わせがなかった私は競り落とせませんでしたが。
「じゃんけん大会」も私は初戦敗退。勝った人は、非売品のポスターにサインを書いてもらっておりました。うらやましい!
初めは結構ガチガチだった私も(笑)、後半は大分くだけて来まして、本当に楽しい数時間を過ごすことが出来ました。普段はDVDなどのメディアでしかお世話になってないアイドル。それをこうして現実の人同士として触れ合えたことは、ともすればモニターの中でしか存在し得ない架空の対象であったものを、きちんと人格を持った実在の“人間”であると確認出来た大変貴重な時間となりました。
関西弁を使う彼女の「やんわり」とした雰囲気が、全くイメージを損なうことなく、こうして目の前でその佇まいを見せていた事は驚嘆に値します。普通、「あ、意外と違ったな。でもま、いっか」とか思うこともしばしあったりするのですが(笑)
もちろん最初は、「あ、この娘。かわいい顔してるな」と思わなければDVDも借りたりしないわけで、しかし彼女から感じとることが出来る魅力とは、すなわちこのようなところから来ているのでしょう。全体的な雰囲気が、見ていてなんとなく和んでしまうんですよね。「すごいよマサルさん」で言うところの、「トゥハァ〜」って感じだと言えば、少しは伝わるでしょうか(多分伝わらないっすね:笑)。
プレイヤーの電源を消しても決して消えることのない人生が、この空のどこかで営まれている。もちろん私が彼女に会うなど滅多にないことですが、「この街のどこかにいるんだ」と思うと、なんとなく私は安心するわけです。
って言いますか、オマエは一体何者だ!ってことになってますかぁ?(笑)
いや私が言いたいのは、「ナウシカ」はプレイを停止したらそのまま消えてしまう。しかし一方で、“女優”と言うものは確かに作り物かも知れないけど、それを演じる人は現実に存在する。それが、私にとっては何にも代えがたい救いとなっているわけです。
なんだか、語れば語るほどヤバイ方向へ向かってるようですが(笑)ま、要するに、「恋」をしたってことでしょうな!(爆!)
本人を目の前にしていた時点では相当に舞い上がっていて、何がなんだかよく把握できない状態でしたが、時が経つに連れ、その余韻を強く引きずるようになっています。イベントを終え、自分のアパートへ帰ってくると、また堪らなくせつない気分になってしまいました。
人の“想い”と言うものは、その距離が広がれば広がるほどに、物理的な隔たりとは反比例するかのように強まるもの。今の私が、正にそう!だってサイン色紙がさぁ。“直筆のサイン色紙”を眺めているだけで、ワタクシ、ドキドキして来ますよ!?
この胸のときめきをありがとう!」なんてね〜
えぇえぇ、なんとでも言って下さい。私だって所詮は単なる寂しがり屋ですよ。こうして一人、アパートの畳に座っているのが辛い。ホントね、寂しすぎて死んじゃいそう(笑)
「一人酒ェ〜♪手酌酒ェ〜♪」いいじゃねぇか、今夜は飲ませてくれ!おい、酒持ってこーい!

@ちぇっそ@