ご麺なさい

ウッ!資本主義が行列してやがる

昼過ぎから無性にラーメンが食べたくなったワタクシ。今宵、遂にお店近くに居を構える、有名な某ラーメン店へ潜入してみました!
確か、「昔」?とか言う名前だったような・・・。いや、違いますね。なんとなく語感がそんなイメージのお店ってことで!(わざとらしい間違いっすね)
毎日行列の絶えない名店なのですが、私の主義にある通り、「“並”ばない。(並ぶくらいなら)“入”らない。(並ぶくらいなら)“帰”ってしまえ!」、これを称して「食の“NHK”」として掲げ、決して入ることのないお店かといつも遠巻きにしていたのでした。
ところが本日お店の前を通りかかってみると、なんと珍しく人っ子一人並んでいない。いえ、もちろん店内はカウンターを埋め尽くさんばかりのお客さんで賑わっていたのですが、表には誰も出ていなかったのです。
それならばいっちょう、ここは男だ、覚悟を決めてお手合わせ願おうじゃないか!ってな次第。一番スタンダードなラーメンを注文。「こってり」と「あっさり」を選べと言うので、お店の特性を知るため、「こってり」を頼んでゲーム開始!
えー、お味の方ですか?スープは和風ダシ。表面には脂が“こってり”と覆っており、どんぶりの熱々を逃がさない仕組みになっております。
最近この手のラーメン屋では、“太麺”が流行っているんですか?わたしは“UDON”を食べに来たわけじゃない。“ラーメン”を食べに来たのだ!と言うわけで、個人的にはお呼びでないたぐいのものでした。
スープはね、最初はどこか「煮え切らない」味がするなぁとか思ったのですが、高い金払ったんだからと、ひと口、またひと口とすすってゆく内に、段々と、なんとなく、「ああ、そんなに悪くないな」と言った按配にまでこぎ着けました。
大ぶりで比較的厚みのあるチャーシュー、これは確かに美味い。そうか、どうせ頼むならチャーシュー麺にすれば良かったと後悔しました。
どうやら情報通によると、最近このお店は味が変わってしまったとか言うではないですか。真意のほどは分りませんが、私など別にラーメン通でもありませんし、長年の極貧生活が祟って嗜好が偏っているかも知れませんので、これまでの意見は全く無視してもらって結構。
ただ、「行列の出来る意味がよく分からない!」だけであります。

@ちぇっそ@