ロシア街道

今日はお休みして、ロシア映画を2本見てきました！と言いましても、本日の休暇と言うのは、週末に開催されるサマーソニックにウチのバイト君が参戦してくると言うので、その日に私が出る代わりの“振り休”だったのですよ。
でぇ、しかし。お察しの通り、こんな台風迫る酷い天気の中をわざわざ出かけて行ったのか、ですって？そりゃ、もちろんじゃないですか！ロシアを求めて3千里。「ぶらりロシアひとり旅」が開幕したって寸法です！
どうせ濡れるからって、ハーフパンツにサンダル。まるでジャリンコみたくして、土砂降りの中を出て行ったわけでございます。
先ずは銀座で、先日満員御礼で観られなかった、ソクーロフの「太陽」を鑑賞。朝もハヨから初回の11時から観たのですが、平日のこんな時間にも関わらず座席はほぼ埋まっておりました。
ソクーロフって、そんなに人気があるのかな？とも思ったのですが、まあ、出演者にはイッセー尾形や佐野史郎。桃井かおりなんかも出てますから。演劇好きの若者風情の姿もチラホラ見受けられました、多分ね。
そして終演後、またしても馬喰横山駅で買ってきた無添加手作りパンで昼食を取ろうかと思ったのですが、さすがにこの天気では「外のベンチで！」ってわけでにはいきません。仕方なく、地下鉄駅ホームのベンチにて“ハズカシ”昼食となったわけです。
それから間が空いたので、神保町へと移動。三省堂から東京堂書店、そして新世界レコードへとハシゴです。その内時間となったので、今度は三田線に乗って千石まで行きました。
ここからは三百人劇場にて、「持参金のない娘」を鑑賞することに。先ほどの「太陽」が2時間弱なら、この作品は2時間半近くある大作。最後はかなり疲労しながらも、なんとか一瞬も眠らずに観劇。
今回の上映を記念に、もの凄い割引で販売しているDVDを2本購入しました。「炎628」と「狩場の悲劇」がそれです（間違っても「ゲロ場のじじぃ」ではない。言わなきゃ誰も突っ込まないって？）
外へ出て、近くの公園でタバコを一服。猫が2,3匹たむろしていたので、どうれ写真でも撮ってやろうか、とカメラを構えます。ところがこの時間になると、昼間は藪に潜んでいた虫がわんさと飛び出し、傍若の限りを尽くします。そこへ“汚れ”用に肌の露出の多い格好した、格好の”カモ”たる私が来たから「そりゃもう大騒ぎさ！」
とにかく刺され放題。そんなに私が魅力的かい？でもね、寄ってくるのは中山翔子みたいなクリクリおめ目の娘だけで充分！もて過ぎちゃって困るの。いえ、もてたことなんてないんですがね（怒＃
それはともかく。どうにも納得の行く写真の撮れないまま、私自らギブアップ宣言をして退散。そう言えば去年はちゃんと「虫刺され用ムヒ」を買って来てたなあ。久しぶりなのですっかり忘れて来てしまいました。
公園から出た私はせっかくなので、閉館となる三百人劇場の写真を撮影することに。夜間の証明に照らされた劇場は、雨に濡れそぼっておぼろに輝いておりました。
映画観てる最中は「ああ、さすがにケツ痛ぇなあ」とか思ってたのですが、やっぱり閉館するのは寂しいなあ。と改めて感慨にふけったりして・・・。

＠ちぇっそ＠