高円寺、YOSHIDA祭!?

我がREEXライヴを高円寺20000Vでやってきました!FROM MY SOUL企画。他の出演はSTINGER、穴虎69の計4バンドであります!
すっかり雨バンドとして定着した感のある我らREEXですが(?)、今日ばかりはそんなジンクスもレスビンクスもどこかへ吹っ飛んでしまったのでしょう。天気は快晴、気分爽快なまま会場である20000Vへと到着しました。
ところが!メンバーが揃い、最後に到着したデスカヤ氏が一言、「外は土砂降りだよ!」と。そんなバカな!さっきまで天気良かったのに。と思ったら、そこでFAKUDA氏が口をはさみます。「俺が家を出ようとした瞬間に土砂降りになったんですよ」こ、コイツだったか雨男は!意外なところでフーダニット(犯人探し)が解決した、今日の高円寺でありました。
それでは、昼飯を喰いに会場近くの回転寿司に入ったらネタがほとんどまわっておらず、回転寿司なのにいちいち注文を入れていたのが面倒くさかったという私の話はさて置き、今回のライヴレポと行きましょうか!(っていうか最近ライヴレポ多いな、てか3日連続!)
1番目は穴虎69!実は初見でしたワタクシ。もう元気一杯、ユンケル2本飲んでメチャクチャハイテンションな彼らは、初っ端から飛ばしまくります。小刻みに展開する楽曲。複雑なリズムチェンジもビシバシと決まり、実に小気味良い演奏。わけの分からぬMCも楽しく、若さ溢れる溌剌とした勢いに溢れています。ドラム氏のブラストもメチャ早いっすね!ビックリしてしまいました。とってもひょうきんな穴虎69のライヴ!カッコよかったっす。今まで見たことなくて、すんません!
続いてSTINGERの登場です!硬派なハードコアサウンド。ガツガツ、ゴリゴリなリフが怖いですねぇ!(笑)いやいや、やはりこの暴虐性こそが魅力ですね。巨漢のドラム氏がまたいかにもハードコアらしい感じで、思い浮かべるのは当然CROWBER辺りの正に肉弾戦でしょうか。この体型から繰り出される余裕の超重量級グルーヴは、ドラマー憧れのひとつですよ!
と言ったところで、次が我々なので準備に行きます。しかし楽屋に入ってものの何分かした後、STINGERが早々に演奏を終え戻ってきました。さすがハードコア精神溢れる彼らのこと。「長々やるのは俺らの性分に合わねぇんだよ!」という気概を感じさせる潔いものでありました!
それではREEX本番!先週と合わせて高円寺2週目となり、さすがに会場の使い勝手が分かっておりますゆえ、前回より幾分余裕を持って挑むことができたでしょうか。ボーナス曲(?)も含めて全12曲も演奏しました。(バンド数も少なかったしね)最後のカヴァー曲だけ、ワタクシちょっと1クール多く叩いてしまいましたが、それ以外は概ね上手くいったのではないでしょうか。かなりリラックスして演奏できたのが良かったですね。「ああ、こういう感じで行けばいいのか」なんて、今さらながらライヴでのペース配分などを考慮できた、高円寺の夜でありました!
さあそして、トリを努めますFROM MY SOULの登場です!前回対バンした時にはサポートのギタリストでしたが、今回は全員正式メンバーでの出演です。やはり前回は本来の姿ではなかったのでしょう。改めて見ますと前と大分印象が違います。ファストでアグレッシヴなスラッシュチューンの応酬。2 ndの頃までのクリーターと言いましょうか、リヴィングデスと言いましょうか、このツービートのパシャパシャ感がたまりません!やはりヨーロピアンスタイルのスラッシュメタルであります。
しかしながら激しさだけに固執することなく、ところどころで歌い上げるようにする雄雄しいヴォーカル、シンガロングのコーラスなどもバンドの魅力でしょうか。また、ミドルテンポで“じくじく”とタメる展開など、その手が好きな者にとっては大好物のディナーであります!
こんな感じで、かなり密度の濃いライヴが終了致しましたわけです。え?タイトルのYOSIDA祭って何かですって。それはですね、単に関係各位が同姓だらけだったってだけなんです!

@ちぇっそ@